お詫びと訂正
これからも私の勘違いに気づいたら、ぜひ教えて下さい。本当にすみません。
■ 誤解していた内容
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に分配金が出て、それを再投資か受取か証券会社のHPで出てきたら、どっちを選んでも再投資されると思っていたんですが、両ファンドとも「無分配型」の複利効果抜群の投資信託なんです。
コメント「分配は出さずに内部で膨らんでユーザーにはわからない。のがeMAX」
正しい情報:eMAXIS Slimシリーズは「無分配型」
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
このファンドは設定当初から分配金を出さない方針で運用されています。投資先であるS&P500指数に連動した米国企業からの配当金は、すべてファンド内で自動的に再投資されます。その結果、投資家は分配金を受け取ることはなく、基準価額の上昇という形で利益が還元されます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
オルカンも同様に無分配型の投資信託です。こちらも世界中の株式に分散投資しながら、得られた配当金をファンド内で再投資しています。
そのため、楽天証券やSBI証券などで見かける「再投資型」や「受取型」の選択肢は、形式的なものであり、実際には分配金が存在しないため、どちらを選んでも意味はありません。
■ なぜ無分配型が選ばれているのか?
このような運用方式が取られている理由は、以下の2点にあります。
- 課税の繰り延べ 税金とられないから複利効果抜群
分配金を出すと、そのたびに所得税などが発生しますが、ファンド内で再投資されていれば課税を繰り延べることができ、資産運用の効率が良くなります。 - 非課税制度との相性 売却時も非課税で全部自分のもの
つみたてNISAや新NISAなどの非課税制度では、売却益に対して非課税になるため、無分配型での長期運用は非常に理にかなっています。
今回の件で、投資信託についてまだまだ勉強不足なので、皆様のお力を借りながら、配信していきたいので今後ともよろしくお願いします。
参考リンク:
次のテーマ
コメント