【高齢期の資産運用】退職金2000万円は預金と投資でこんなに違う!無料のFPに相談せず自分で資産を守ることの大切さ

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「安全な預金」は本当に安全か

「高齢になったらリスクを避けて安全な運用をすべき」
「年金だけでは不安だけど、今から始めても遅い」

こんな言葉を聞いたことはありませんか?確かに、長年働いて手に入れた大切な退職金。「失いたくない」という気持ちは当然です。しかし、経済評論家の山崎元氏によれば「高齢期だからと言って特別な運用方法が必要なわけではない」とのこと。むしろ、いくつかの重要な原則を理解して実践することで、高齢期でも合理的な資産運用が可能だと説いています。

今回は、退職金2000万円を例に、「普通預金で安全に保管する場合」と「投資で運用する場合」の違いを、誰にでもわかるようにご説明します。

普通預金で2000万円を取り崩すとどうなる?

まず、退職金2000万円を普通預金(年利0.01%程度)に預け、毎月10万円ずつ生活費として引き出した場合のシミュレーションをしてみましょう。

### 普通預金での資産推移表

| 経過年数 | 残高 | 減少額 |
|:——–:|:—-:|:——:|
| 0年目 | 2000万円 | – |
| 5年目 | 1400万円 | 600万円 |
| 10年目 | 800万円 | 1200万円 |
| 15年目 | 200万円 | 1800万円 |
| 16年8ヶ月 | 0円 | 2000万円 |

結論:普通預金に預けた2000万円は、毎月10万円の取り崩しで約16年8ヶ月(約200ヶ月)でゼロになります。

利息はほとんど付かないため、単純に「2000万円÷10万円=200ヶ月(16年8ヶ月)」で資産がなくなる計算になります。

これでは、80歳まで生きると仮定した場合、65歳で退職して普通預金に入れておくと、81歳8ヶ月で資産がゼロになってしまいます。90歳、100歳まで長生きする可能性を考えると不安ですね。

投資で2000万円を運用しながら取り崩すとどうなる?

次に、同じ2000万円をS&P500(米国株式)やオルカン(全世界株式)などのインデックスファンドで運用した場合を考えてみましょう。

S&P500の長期平均リターンは約7%、好調時には9%程度になることもあります。ここでは控えめに年率7%で計算してみましょう。

投資運用(年率7%)での資産推移

4%ルールを適用した場合
(毎月約6.7万円、年間約80万円の取り崩し)

| 経過年数 | 残高 | 増減 |
|:——–:|:—-:|:—-:|
| 0年目 | 2000万円 | – |
| 5年目 | 2100万円 | +100万円 |
| 10年目 | 2210万円 | +210万円 |
| 15年目 | 2330万円 | +330万円 |
| 20年目 | 2450万円 | +450万円 |
| 30年目 | 2720万円 | +720万円 |

結論:年率7%で運用しながら4%ルール(年間資産の4%を取り崩す)を実践すると、取り崩しながらも資産が増え続ける可能性があります。

トリニティスタディ「4%ルールの根拠」

「取り崩しながら資産が増える」というのは本当なのでしょうか?実はこれには科学的な根拠があります。

トリニティスタディとは、アメリカのトリニティ大学の研究者たちが、1926年から1995年までのアメリカの株式・債券市場のデータをもとに、「引退後に資産を取り崩す際の安全な引き出し率」を研究したものです。

この研究によれば、株式60%・債券40%のポートフォリオで運用すると、毎年4%の資産を取り崩しても、30年間資産が枯渇する確率はわずか5%程度だということが分かりました。

つまり、年率7%程度のリターンが期待できる投資運用をしながら、年間4%(資産全体の25分の1)を取り崩せば、高い確率で資産を使い果たさずに生活できる*という結論になります。

普通預金と投資運用の30年後の比較

| 運用方法 | 初期資産 | 毎月取り崩し額 | 30年後の残高 |
|:——–:|:——–:|:————:|:———-:|
| 普通預金(年利0.01%) | 2000万円 | 10万円 | 0円(16年8ヶ月でゼロに) |
| 投資運用(年利7%) | 2000万円 | 6.7万円 | 約2720万円(増加) |

投資にはリスクもある

もちろん、投資には市場の変動によるリスクがあります。特に短期間で見ると、資産が一時的に減少することもあります。しかし、長期(15年以上)山崎さんは10年、で見ると、S&P500やオルカンなどの分散されたインデックスファンドは歴史的に見てプラスのリターンを出しています。

リスク対策としての重要ポイント

1. 分散投資: 一つの商品や市場に集中せず、世界中に分散する=オルカン
2. 長期投資: 短期的な変動に一喜一憂せず、長期的視点で運用する
3. 取り崩し計画: トリニティスタディの4%ルールなどを参考に適切な取り崩し計画を立てる
4. 緊急資金: 1〜2年分の生活費を預金として別に確保しておく

山崎元氏が提言する高齢期の資産運用原則

経済評論家の山崎元氏は、高齢期の資産運用について以下の3つの原則を提唱しています。

1. 「人間のリスク」に適切に対処すること
– 金融機関の言いなりにならない
– 過剰な手数料を支払わない

2. 計画的で損をせずに資産を取り崩すこと
– 自分で計画的に取り崩す
– 高コストの金融商品に頼らない

3. 「唯一の正しい運用法」を終生続ける
– 高齢になったからといって運用方法を大きく変える必要はない
– 適切なリスクを取って効率的に運用し続ける

「高齢者だから株式を避けて預金にすべき」という考え方は誤りです。むしろ、高齢期でも10〜15年という十分な運用期間があり、若い世代より支出が少ない(50代の約7割程度)ため、適切なリスクを取って運用を続けることが大切だと主張しています。

「資産を減らさず増え続けながら死んでいく」

1. 普通預金だけに頼ると、2000万円は毎月10万円の取り崩しで約16年8ヶ月でゼロになる

2. 投資運用(年率7%)なら、4%ルール(年間80万円=月6.7万円)に従って取り崩しても資産が増え続ける可能性がある

3. トリニティスタディの研究では、株式60%・債券40%のポートフォリオで毎年4%の取り崩しなら、30年間資産が枯渇する確率は約5%

4. 高齢だからといって特別な運用方法が必要なわけではなく、適切なリスクを取って効率的な運用を継続することが重要

山崎元氏の言葉を借りれば、理想的な資産運用の姿は「資産を減らさず増え続けながら死んでいく」こと。高齢期こそ、長期的な視点に立った合理的な資産運用が求められるのかもしれません。

【注意事項】
この記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資アドバイスを提供するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断は、ご自身の責任においてなされるようお願いいたします。必要に応じて専門家にご相談ください。

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