50代からの新NISA戦略|楽天VTIか高配当株か?「今使える現金」を作る投資とは。 老後資金の正解は?楽天VTIvs 個別株の配当金。キャッシュフローを優先すべき理由 資産を増やすか、配当を楽しむか。楽天VTIから高配当株へ乗り換えるべき人の特徴。

質問いただきました。​​特定口座の楽天VTIを解約して(50万ほど)NISAの成長枠に移そうと思いましたが、かおるさんのライブを見るようになって高配当個別株に投資した方が良いかなと思っています。3年ぐらい前にリベ大の両学長のYouTubeを見て8銘柄ほどS株で1〜10株ほど分散して持って放置していました。

ご相談ありがとうございます!特定口座からNISAへの移行、そしてインデックス(VTI)から高配当株へのシフト、考えてみました。

楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)

この商品は、一言で言うと**「これ一本でアメリカの株式会社ほぼすべて(約4,000社)に丸ごと投資できる」**という、非常に効率的なパッケージ商品です。

「楽天VTIの中身である本家VTI(米国ETF)は配当を出しますが、日本の投資信託である『楽天VTI』は、その配当を勝手に再投資してしまいます。資産を雪だるま式に増やすには最高ですが、『配当金が振り込まれた!』という喜びは味わえません。 キャッシュフローを重視するなら、やはり個別株や、分配金を出すタイプのETFに軍配が上がります。」

項目 内容
正式名称 楽天・全米株式インデックス・ファンド
投資先 米国の大型株から中小型株まで(VTIというETFを買い付ける)
主な銘柄 アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン、テスラ等
手数料(信託報酬) 年0.162%程度(100万円預けても年間1,620円程度)
利回り(分配金) 約1.1〜1.3%程度(※ただし、ファンド内で自動再投資される)
トータルリターン 直近3年で年率 約28%前後(市場好調による)

「楽天VTIの魅力は、なんと言ってもその圧倒的な低コスト網羅性。S&P500(上位500社)よりも広い4,000社に分散し、中小企業の爆発的な成長も取り込める。

  • VTIか高配当株か: 資産を「太らせたい」ならVTI、今の「生活を豊かにしたい」なら高配当株。どっちも正解だけど、今の「キャッシュフローが欲しい」と思ったなら、高配当株に挑戦するタイミングかもしれません。でも資産を増やしたいなら、分配金のでないインデックス投資をします

  • 8銘柄の放置について: もし減配せずに頑張ってるなら、それは立派な「金の卵を産むニワトリ」の候補です。ただ、8銘柄やと分散が足りないので、将来的に20〜30銘柄くらいまで広げてリスクを抑えていきたいところです。もし楽天VTIで分配金を目的にしているなら、利回りはかなり低いです。

楽天VTIを売ることは、アメリカ全体の成長への賭けを一部降りることを意味します。


米国株100年のリターン推移(1920年代〜現在)

結論から言うと、米国株(S&P500や全米株式と同等)の過去約100年の平均年利は、名目リターンで約10%前後です。

項目 平均的な利回り(年率) 100万円が10年後には
名目リターン(数字上) 約 10.0% 約 259万円
実質リターン(インフレ調整後) 約 6.5 〜 7.0% 約 196万円

【重要】 100年の間には、世界大恐慌、第二次世界大戦、オイルショック、リーマンショック、コロナショックなど数々の暴落がありましたが、それらを全て乗り越えて「右肩上がり」を続けてきたのがこの数字です。

高配当株投資で「余裕」を感じるには、正直なところ数千万円単位の資産が必要です。しかし、**「自分のスキルや経験をアウトプットして月数万円稼ぐ」**ことができれば、それは資産1,000万円分以上の価値に匹敵します。

高配当株投資(年利4%)のシミュレーションです


【年利4%】高配当株シミュレーション

NISA(非課税)で運用した場合の、手元に残る現金の推移です。

投資元本 年間配当(税引前) 月額換算 生活のイメージ
1,000万円 40万円 約3.3万円 公共料金やスマホ代を賄える
2,000万円 80万円 約6.6万円 食費の大部分をカバーできる
3,000万円 120万円 10.0万円 基礎的な生活費の半分を支える
5,000万円 200万円 約16.6万円 質素な一人暮らしなら配当のみで可能

【重要】 特定口座の場合、ここから約20%の税金が引かれるため、手取りは上記の8割になります。50万円の投資では月1,600円程度。これだけでは「余裕」を感じるには程遠いのが現実です。

「 3,000万円貯めてやっと月10万円。」

厳しいけどこれが現実

【年利10%】インデックス投資シミュレーション

(元本を一度だけ預けて、配当をすべて再投資した「一括投資」の計算です。税金は考慮していません)

元本 10年後 (2.59倍) 15年後 (4.17倍) 20年後 (6.72倍)
50万円 約129万円 約208万円 約336万円
100万円 約259万円 約417万円 約672万円
200万円 約518万円 約835万円 約1,345万円
300万円 約778万円 約1,253万円 約2,018万円
500万円 約1,296万円 約2,088万円 約3,363万円
1,000万円 約2,593万円 約4,177万円 約6,727万円

ウォーレン・バフェットの言葉に「引退という言葉を辞書から消しなさい」とあります

「投資だけで余裕を得ようとするのは、片方の足だけで歩こうとするようなもの。」

5,000万円あっても、社会との繋がりがなければ不安は消えない。高齢期に入っても「誰かの役に立っている」という実感が、マージン・オブ・セーフティという心の余裕を作る。


小さな労働+小さな配当の最強タッグ

「高配当株だけで生活しようと気負わないでください。」

  • 現実的な戦略: 50万円から始めて、配当で月数千円。そこに**「自分の得意分野で稼ぐ月3万円」**を足してみてください。

  • 棚卸しの価値: 自分の過去を棚卸しして、「自分にとっては当たり前だけど、他人には価値があること」を見つける。

「シミュレーションを見て、『道は遠いな』と感じたかもしれません。でも、それでいいんです。」

インデックス投資(年利10%)という非常に力強い複利のシミュレーション。まずは数字の現実を確認した上で「10%という数字は、米国株100年の歴史が証明する『最高の期待値』」でも、株式市場は暴落と回復の繰り返しです。暴落で手放すことになったら終わりです。インデックス投資は、暴落時に資産が半分になれば、ただ恐怖に耐えるしかありません。しかし、高配当株投資は違います。高配当株は**『持ち続けてるだけで毎年、配当金が口座に振り込まれる』。株価が下がっても、企業が利益を出して配当を維持してくれたら、通帳の数字は増えていく。これが暴落時の最大の防御(メンタル維持)になるけど成長はインデックス投資より劣ります(だいたい成長は4%と言われています)

 ウォーレン・バフェットは 「私は、市場が閉まっても届くチェック(小切手)が好き」

「株価は市場が勝手につける気まぐれな数字だが、配当はビジネスが上げた『真実の利益』の分配。暴落は、素晴らしい企業のオーナーで居続けるためのテスト。

「配当金は、私たちが頑張った人生への『ご褒美』みたいなもので1年後に配当金が実際に振り込まれることは、安心感です。でも、50万円や100万円では、本当の『余裕』にはまだ足りません。

「資産」と「稼ぐ力」のハイブリッド戦略

高配当株投資で毎年配当を受け取りながら、自分の経験を「稼ぐ力」に変える。これが、高齢期を自由に生きるための最適解です。

投資の種類 暴落時の状況 メリット 必要な補完策
インデックス 資産激減、売るのが怖い 効率的な資産形成 強い忍耐力
高配当株 株価は下がるが配当は入る 現金の安心感 「稼ぐ力」での元本積み増し

高配当株の現実: 1,000万円持ってても、年利4%の配当なら月3.3万円。これだけで「余裕」が出るのは、元本が数千万円になってから。

インデックス投資は「出口」が最大の難所です。資産を「増やす」段階と「使う」段階では、全く別の能力が求められるからです。


インデックス投資「出口」の4つの難所

  1. 心理的ハードル: 何十年も「売るな、持ち続けろ」と自分に言い聞かせてきた人にとって、資産を取り崩すのは自分の身を削るような苦痛を伴います。

  2. 暴落時の取り崩し: 市場が30%暴落している時に、生活費のために資産を売却するのは、最速で資産を枯渇させる行為(収益率の順序リスク)になりかねません。

  3. 4%ルールの不確実性: 米国の「4%ルール」はあくまで過去のデータ。インフレ率や為替、税金を考慮すると、日本の高齢者がそのまま適用するには計算が非常に複雑です。

  4. 計算の煩雑さ: 貯金(現金)、年金、投資資産のバランスを毎年見直し、余命を予測しながら「あと何年持つか」を計算し続けるのは、高齢期には大きなストレスになります。


インデックス投資の出口は、常に「今売って損はないか」という不安との戦い。

  • トータルアセットの計算: 投資信託だけやなく、現金の貯蓄、将来もらえる年金、全部ひっくるめて「今、自分の船にいくら積んであるか」を常に把握する必要があるり高齢期に衰えた頭ではキツイと言われています。

「素晴らしい農場を持っているなら、毎年そこから採れる作物を食べればいいけど農場そのものを切り売りし始めれば、いつか足場がなくなる。」と言われ インデックスの取り崩しは「農場を少しずつ売る」行為だから株価という他人が決める数字に自分の生活を委ねることになります

出口のない投資=高配当株

「インデックスの出口に迷うのは、『いつ、いくら売るか』を自分で決め続けなければならないからです。」

  • 自動的な出口: 高配当株なら、売る必要はありません。企業が稼いだ利益が「配当」として自動的に口座に入ります。これが「究極の出口戦略」です。

  • 資産と労働のバランス: 確かに、50万円や100万円では配当だけで余裕は出ません。だからこそ、「稼ぐこと」を投資の一部と考えてください。


複雑な計算からの解放: 4%ルールや貯金残高の計算は、元気なうちはいいけれど、もっと年を重ねた時に重荷になります。「毎年入る配当」と「無理のない範囲での仕事」を組み合わせるのが、一番シンプルで心が楽な方法です。


「出口への備え」

インデックス投資(楽天VTI)をNISAの高配当株へ移すという選択は、「複雑な出口戦略」から「シンプルな配当生活」への引越し

項目 インデックスの出口 高配当株の出口
主な作業 4%ルールの計算、暴落時の売却判断 銘柄の管理、配当の受取
精神的負担 資産が減る恐怖がある 資産を売らなくて良い安心感
必要な補完策 緻密な資産・貯金計算 「稼ぐ力」による元本積み増し

キャッシュフローの重要性: 10年後に129万円になっていても、その時に暴落が来たら売るのをためらいます。その点 高配当株は不安が少ない

高配当株投資は、ある程度の資産(数千万円)がないと生活に余裕は出ませんが、**「稼ぐ力(月数万円)」**を掛け合わせれば、今すぐ余裕を作ることが可能です。

あなたの30年の経験は、4%の利回りどころか、100%以上のリターンを生む可能性を秘めています。

「今」と「将来」の境目: 30代までなら「将来の不安」のためにこの10%を信じて放置で。でも、50代・60代は「今を自由にする」比重を上げる時期かもしれません。ただ50万円が10%で増えても、年間5万円。月4,000円。これで「自由」にはなれません。

  • 年齢の境目: 50代60代は「将来の不安」をインデックスで解消したり高配当株投資で増やしたりと、「今の自由」を自分の腕一本で勝ち取りに行く時期

  • 自分の棚卸し: 30年続けた仕事、主婦の知恵、仕事で失敗した経験……これらは市場に出せば「月5万〜10万」稼ぐスキルに化けます。3,000万円貯めるのは時間がかかるけど、**「月10万円稼ぐ力」**を身につける方が早い。それができれば、資産3,000万円持ってるのと同じです

稼ぐ力への棚卸しをしてみるチャンスかもしれません: 資産が少ないなら、投資に夢を見るより「今まで培った自分の知識」を売る方法があります。キャリア、毒親、介護の経験、病気や怪我、離婚の痛み……これ全部、ブログやYouTubeで悩める誰かが知りたい知識です、資産50万円を10%で回すより遥かに大きな金(人的資本のリターン)を生む可能性がります。自分に何ができるか、何をやりたいかわからない時は、何かを手放す勇気を(物を捨てるなど)投資と同じで、自分の得意分野を他人に分け与える知識も「複利」で増えます。資産や思い出に複利効果があるように私たちが50代 60代まで歩んできた30年は、どんな株価指数よりも価値があり爆発力があります。その知識を披露し、人の役に立つことで稼ぐと月収が10倍100倍は夢ではありません。それが、高齢期においてもインフレ負けしない資産を持つ方法です。

また「インデックスの10%は素晴らしいですが、それは『売るまで手に入らない』数字です。」「自分に何ができるか」の棚卸しをしていくことで。例えば「VTIを3年放置した経験」だけでも、投資未経験者から見れば立派な「知識」です。稼ぐことは汚いことではなく立派なことです 人の役に立つ=稼げる: 自分の得意(CAのブログ=失敗、病気との付き合い方=不発、投資の成功=徐々に収益化)をYouTube等でアウトプットし そこでお金が発生すれば、月10万円の収入で それは「資産3,000万円分」の配当と同じ価値を持ちます。

人生100年時代です

  • 年齢の境目: 50代60代は、お金を稼ぎながら「増やす」ことができるギリギリの通過点です。50万円を高配当株に移して配当をもらう喜びを知ると同時に、**「自分という商品」**を再確認し 働けるうちは働き、配当は「お守り」にする。これが心の余裕を生み、橘玲さんの3つの資本の土台が作れます

インデックス投資はコアですが、ワクワクは個別株

「私も以前はこういったインデックスを主軸にしていました。インデックス投資は理論上、複利効果が効くし、どこか1社が倒産してもビクともしない安心感があります。でも、トータルで考えるとどちらがいいかは自分で決めるしかありません 投資の知識をつけることで自分で答えを出せると思います。

特定口座からNISAへ移す際の考え方

  • **「資産を最大化したい(今は現金不要)」**なら、NISAでも楽天VTI(または同等の低コスト投信)を買うのが合理的です。私はeMaxis slim sp500やオルカンが好きです

  • **「生活を豊かにしたい(お小遣いが欲しい)」やこれからはニホンだ**なら、NISA枠を使って、あなたがライブで見たような高配当株に切り替えるのが正解です。

特定口座の50万円を売却すると利益に対して約20%の税金がかかりますが、NISAという「非課税の温室」に移せば、その後の利益や配当はすべてあなたのものです。

もし君が「個別の企業」に目を向け、それらがVTIよりも強固な「堀(モート)」を持っていると確信できるなら、乗り換えは理にかなっています。

 「キャッシュフローの『見える化』

「高配当株投資家へようこそ!インデックスは『未来の自分』のため、高配当株は『今の自分』のための投資です。」

50万円を特定口座からNISAに移すだけで、受け取る配当金は実質2割増えます。これは非常に大きな差です。戦略的な移行: 一気に50万円分買うのではなく、数回に分けて、納得できる配当利回りの時に高配当株を雇い入れるのが、精神衛生上も良いですよ。心地よい『配当生活』へ一歩踏み出せる

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50歳を過ぎたら、守りと攻めのバランス

年齢の境目: 40代まではインデックス一本で「将来の不安」を消すための蓄財に専念。でも、50代・60代が見えてきたら、今の生活を自由にするための「高配当株」へのシフトは選択もありです 50万円を利回り4%で回しても年間2万円、月1,600円程度。これでは「余裕」は出ません。生活を劇的に変えるには最低でも2,000万〜3,000万円以上の原資が必要です。

「投資で成功するかどうかは、知能指数よりも、自分自身の感情をコントロールできるかどうかにかかっています。」

  • 目的の明確化: あなたの目的が「将来の1億円」ならインデックス。

  • 労働と投資: 投資の原資を作るのは常に「労働」。これからの労働力で高配当株投資を始める

高配当株の『余裕』は、最初は小さな『心の支え』

月10万円の配当を得るには3,000万円(税引後4%想定)が必要です。50万円ではまだ「余裕」とは呼べない。「好きな仕事で月5万円稼ぎ、配当で月2万円得る」**という形が理想的です。

50代からの人生、主役は『今の自分』です

私は不安に押しつぶされそうな時 お金もほしい、でも それ以上に『社会との繋がり』と『自分で稼げる実感』が欲しいと思いました

  • 将来の不安か、今の自由か: 30代なら「将来の不安」のためにインデックスでいい。でも私たちは、いつ体調を崩すか、いつ親の介護が始まるかわからない世代。**「今を自由にする」**ための高配当株投資は、心の安定剤になります。

    3年間投資を継続できた(これはすごい才能です!)

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