金銭感覚が狂っていく人の通る道を説明します。

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今日は金銭感覚が狂っていく”>今日は金銭感覚が狂っていく人の通る道を説明します

私、JALで30年間キャビンアテンダントをやっていまして、今はデパ地下でサラダを売ってます。34年間接客をやっているとですね、金銭感覚が狂った人をたくさん見てきたんですけど、経験ある人はいると思うんですけど なにかの拍子ですね なんかどんどん金銭感覚が狂っていくというか 気づいたらめっちゃ金遣いが荒くなってるみたいな こういうことってあると思うんですね

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金銭感覚が狂っていくまでの流れ

ここ いろんなパターンがあるんですけど 私ですね 金銭感なくなって狂っていく地球人を全員、機内で接客してきたんで、どのパターンが一番多いかって、その流れを見つけてしまったので、こういう流れで 金銭感覚が狂っていくんじゃないかっていう法則を見つけてしまったんで ここについて独断と偏見でお話します。

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独断と偏見の話

よくですね 大金が入ってきたら 金銭感覚っていう こういうふうに思っているといいと思うんですね 例えば宝くじで5000万円入ってきたとか 起業して一気に年収8000万円になって ここから金使いが荒くなっていうふうに思ってる人って多いとおもうんですけど 多くのパターンがこうじゃないんです

一気に5千万入ってきたから明日から金銭感覚狂わすぜーー みたいなこの一気にドンって変わるものじゃないんです ちょっとずつちょっとづつ 自分の知らない間に 変化して金銭感覚が狂っていくてくって感じなんです

イメージ

イメージとしてイグアナを見て 可愛いと思うみたいな感覚と一緒で、イグアナを最初 ぱっと見た瞬間に あ、これかわいいっ抱きしめたいってならないと思うんですけど なんかずーっと よく見てたら なんかこう 変な動きとか 人間と違う顔貌とか、皮膚がザラザラしている感覚がどんどん可愛く思えてきてずっと触っていたいみたいなこんな感じです

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金銭感覚が狂う流れ

次に 金銭感覚が狂っていく流れを お話しするんですけど まず最初ですね どうなるかというと 楽しい感覚を失いたくない つまり 幸せな気分を感じていたいっていう こういう感覚が強くなります

画像③ 幸福ロスはイヤ「Fear of Missing Out」

この幸福ロスはイヤだっていうのは、どういう感じかというと 例えばですね 初めて入ったラーメン屋さんがあったとします。

でメニューを見ているときに いろんなメニューがありますよね でこの時に一番高い「全部のせラーメン」があって、ラーメンにチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、卵など、すべてのトッピングが入ったスペシャルメニューがあります、 で一方で一番シンプルな安い普通のラーメンがあった時にですね、もう迷わずスペシャルメニューを頼む人っていると思うんです。

幸福ロスだけはイヤ

これどういうことだけど 目の前に80%の幸福感を得られる可能性があるものと、100%の幸福感を得れる可能性があるのもの、これ二つ提示された時に 問答無用で100%の快樂が得られる可能性があるものに飛びつくんですね というかそれしか選択できないみたいな です 要は幸福ロスを生じさせたくないっていうふうに思ってる人って 普通のラーメンを頼めないんですね、ここにスリルと興奮を感じるっていうんですね。

節約タイプ

一方で金銭感覚がガチガチの人ってここで普通のラーメンしか頼めないんですね だから全部乗せラーメンは頼まないように生まれた時から脳内にプログラムされてるみたいな それぐらいの勢いで 普通のラーメンを頼むんです

だから 先ほどの幸福ロスを失いたくないっていう人はここで 普通のラーメンを頼むぐらいであれば 要は80%の幸福感をとるぐらいであれば、もう帰りますみたいな これくらいの感覚なんです

金銭感覚ガチガチな人からすれば いや別に幸福感が80%でも まあ80%もあれば それでいいじゃんっていうふうに思うんですけど とにかく今この瞬間で 最大の幸福感の期待値を取りに行く みたいな このスリルと興奮を失うってことは何が何でも許せないっていうこういう感覚になっていると思うんです

要は金銭感覚が狂っていく 最初の入り口って その場での楽しみや幸せを最大化したいっていう この強い強すぎる欲求なんです

幸福感を失うくらいであれば もうそんなんもんマイナスでいいやって思ってることもあるんです

だからこういう人たちって もう今の空の青さを抱きしめたいくらい心地よさを感じているんです。

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他人に対しても最大化してお金と時間を失う

でここから入っていって次はどういう流れになるかというと 他人に対しても楽しみロスを生じさせたくないっていうこういう気持ちになっていくんです

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これどういうことだというと 例えば友達に誕生日プレゼントを渡すとか なんかサプライズでお祝いすると こういうことになった時に 最初は1万円までで友達のプレゼントを用意しようかなって思ったとしても 買い物してる時に、あれ?これちょっと3万円の方にした方が、これ友達が喜ぶんじゃないかと こうなった時に 友達に喜んでほしいっていう つまり幸福ロスを 他人に生じさせたくないっていう この気持ちが 強くなって最大化を取りに行くんです

だから部下をご飯に連れていく時も これも同じで 後輩をちょっとのみに連れていったりだとか何か食べに行くってなると 回転寿司より、握る寿司をたべさせてやりたい、そしたら喜んでくれそうとか 楽しんでくれそうという この期待値が高い方を 他人に対しても取りに行っちゃうという話なんです

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楽しみ・興奮・スリルが最高

最後はですね こういう風に 自分に対しても とにかく楽しみを最大化させたり 他人に対しても 楽しみを最大化したいということに慣れていくので

どうなるかというというと、スリルと興奮の気持ちよさっていう魔物に襲われてしまうっていうこんな感じになっていくんです

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これどういうイメージかというとですね 100万円で80の楽しみを得られますっていうものと1000万円で90の楽しみを得られますれますっていう格好になった時に、ここで後者を取ってしまうんです

もうこの段階までいってる人って 要は もはや お金がどうとかの 意識が完全に無くなってるんです

回転寿司も100円で銀座の寿司やも100円で、ユニクロのTシャツも100円で、シャネルのTシャツも100円ってなって もうその値段の意識なんてないぞ みたいになってて なんなら より幸福感を取ろうとして、スリルや興奮で無敵になってしまっているんです

幸福ロスがあるくらいなら 人生でそんな選択はする気もないしサラサラないって言うこことで コスパっていう単語が脳内から砂の器みたいにさらーーーって消えてなくなっていてはかないって状態なんです

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なので金銭感覚が狂っている人っていろんなパターンがあると思うんですが、このパターンが一番身近というか 数が多いと思っています

プラスの側面

ただこのパターンですね あえてよく言えばですね バイタリティーがあって人からは好かれることが多い人たちなんです こういう人達っていうのは、とにかく今を最大限 楽しみたい とその期待値を絶対に上げると 絶対に楽しみを取りこぼしたくないっていう気持ちがとてもとても強いので 接客業をやっている場合はですね、お客様に最大値の楽しみや幸福感を味わってもらえるように努力を惜しまないので接客業としては ポテンシャルがあるというか素質があるというか、大活躍するっていうイメージがあります

ただもちろんですね まあこういうお金の使い方がをしている人ってお金がなくなっていると思うので このお金のなさというか 余裕のなさから 判断力が鈍くなりますしアゴラのデータで、借金を抱える人は、そうでない人と比べて認知テストのスコアが低いことがわかりました。

だから消費者金融にお金を借りてしまっていたり、ムリなキャッシングで返済計画を立ててられてないみたいなエリマキトカゲみたいになってしまうんです

そうなるといろんなことから逃げる事になるこういうマイナス側面があるように思います

でマイナスがあればプラスも必ずあるわけで接客業では活躍するし営業マンなら成績は抜群だと思うんです

そこで このパターンで 金銭感覚狂ってる人がいればですね もう解決策は1つしかありません

強制的に貯金額だけ徹底的に先に決めて その余った金額で ロックンロールさせればいいっていうこれが解決策なんじゃないかなと 思います

で ここで若くして稼いでいる経営者とかとお話させていただくんですけど このパターンって多いんです。

彼らってめちゃくちゃ稼ぐんですけど その反面、スリルと興奮を同じくらい欲するので幸福ロスを感じたくないという気持ちが強くて、いつも楽しんでいたいので このパターンが多いんです

お金がどうとかっていうより今この時間をこの場所で 幸せや幸福感を最大化させるみたいな ここをお金度外視で考えてる人たちが多いので 好きなだけ好きなことを自由にやってくださいっていう状態が心地良いのです

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まとめ

まとめると 金銭感覚って育った環境が大きく影響するなって思ってまして、私の両親は戦争で親がいないから、うちは貧乏だとずっと言われて育っちゃいました、と、で母の内職の手伝いをやったり、食べ残しは、もったいないと言われてたから、CAになって、自分で稼げるようになっても贅沢は敵だ、みたいな脅迫観念があって、貯金は良いことと思い込んでました。だからお金を使う力がなくて、今でも値引き品が大好きで、余り物が大好物です。

食べ残しといえば、CAは早朝便、軽食がオフィスに用意されるんですけど、それをピックアップせずにフライトする人が多くて余った分は、誰でも食べていいようになった時がありました、フードロスがこういう風に進めばいいなって思ったけど、自分のものでない軽食を勝手に食べるって結構勇気が必要で、だれか知り合いを見つけて、「これ食べていいかな」って確認しなきゃなかなかピックアップできなかったっていう思い出もあります。

以上です

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