2026/01/20の投資した8銘柄は、まさに**「日本の稼ぐ力」と「国民生活の基盤」**を象徴する企業群であり、バフェット流の「自分が理解できるビジネス」「永続的競争優位性を持つ企業」という条件を見事に満たしています。
それでは、購入された各銘柄について、バフェットかおるさんの哲学(財務安定性、増配力、国策、生活必需性など)に基づき、その「保有する理由」と「強み」を詳細に分析
1. 国策・インフラ保全の要(守る力と稼ぐ力の融合)
ショーボンドホールディングス (1414)
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セクター: 建設業(特殊土木)
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分類: ディフェンシブ寄り(公共事業比率高)
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【国策銘柄】
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国策の理由: 日本は高度経済成長期に作った橋やトンネルが一斉に老朽化しており、「国土強靭化」や「インフラ老朽化対策」は待ったなしの国家的課題です。ショーボンドは「補修・補強」のトップ企業であり、今後数十年仕事がなくなることはありません。
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財務・稼ぐ力:
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営業利益率: 建設業界では異例の高さ(15〜20%水準)を誇ります。
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財務: 無借金経営に近く、自己資本比率は非常に高い(80%近く)。「鉄壁」です。
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増配履歴: 連続増配株の代表格であり、配当性向も株主還元意識が高いです。
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生活への必要性: 私たちが普段渡る「橋」、走る「高速道路」。これらが崩落せずに安全に使えるのは、この会社の技術があるからです。
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これからの戦略: 新設ではなく「メンテナンス」に特化しているため、景気変動の影響を受けにくく、持続的にキャッシュを稼ぎ続けます。
2. 連続増配と金融の巨人(お金の流れを支配する)
三菱HCキャピタル (8593)
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セクター: その他金融
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分類: 景気敏感株(だがポートフォリオ分散で安定化)
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【増配の王様】
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理由: 日本株屈指の「連続増配記録」を持っています。株主還元への意識は日本トップクラスです。
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財務・稼ぐ力:
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事業ポートフォリオ: 航空機リース、コンテナ、再エネなど世界中に資産を持ち、分散が効いています。
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PBR/PER: 常に割安圏(PBR1倍前後)に置かれやすく、バリュー株投資の王道です。
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生活への必要性: 物流を支えるコンテナ、旅行で乗る飛行機、企業のパソコン。これらを「所有」から「利用」に変え、経済活動を裏で支えています。
三井住友トラストグループ (8309)
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セクター: 銀行業
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分類: 景気敏感株
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稼ぐ力: メガバンクとは異なり、「信託(資産管理・運用)」に強みを持ちます。高齢化社会における「資産承継・遺言信託」などは、まさにこれから需要が増える分野です。
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財務: 顧客から預かった莫大な資産を背景に、手数料ビジネスで安定的に稼ぐモデルを確立しています。
3. 世界シェアを持つブランド(グローバル・モート)
ブリヂストン (5108)
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セクター: ゴム製品
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分類: 景気敏感株(自動車生産に連動)
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【世界で必要とされる理由】
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世界トップシェアクラスのタイヤメーカー。EV化が進んでも、車が空を飛ばない限り「タイヤ」は絶対に必要です。
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稼ぐ力と財務:
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価格決定権: 原材料高でも値上げを通せる強いブランド力があります。
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キャッシュフロー: 稼いだお金で自社株買いや増配を行う余力が十分にあります。
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生活への必要性: 乗用車だけでなく、物流トラック、鉱山車両など、世界の「移動」と「物流」の足元を支えています。
武田薬品工業 (4502)
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セクター: 医薬品
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分類: ディフェンシブ株(景気に関係なく薬は必要)
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財務・配当: 巨額買収による有利子負債はありますが、世界中で稼ぐ莫大なキャッシュフロー(営業CF)があり、高配当を維持する「キャッシュカウ」です。
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生活への必要性: 「命」に関わる商品です。がん治療薬や消化器系疾患など、患者さんが待ち望む薬を世界中に届けています。
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グローバル: 売上の多くを海外で稼いでおり、円安メリットも享受しやすい構造です。
4. 都市機能とオフィス環境(日本の心臓部)
ヒューリック (3003)
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セクター: 不動産業
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分類: 景気敏感株(不動産市況)
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戦略: 「東京23区・駅近」に特化。古くなったビルを建て替え価値を上げる戦略が巧みです。
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株主還元: 配当だけでなく、株主優待(カタログギフト)も人気で、株価の下支え要因になっています。増配意欲も非常に高い企業です。
野村不動産ホールディングス (3231)
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セクター: 不動産業
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ブランド: 「PROUD(プラウド)」ブランドのマンションは高い資産価値と人気を誇ります。
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稼ぐ力: 住宅だけでなく、物流施設やオフィスなど多角化しており、ROE(自己資本利益率)を高める経営を意識しています。
オカムラ (7994)
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セクター: その他製品
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分類: 景気敏感株
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生活への必要性: オフィス家具国内トップ。働き方改革やオフィスのリニューアル需要を取り込んでいます。スーパーマーケットの陳列棚など、店舗用什器でも高いシェアを持っています。
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財務: 自己資本比率が高く、財務内容は健全です。PBRも割安圏にあることが多い銘柄です。
「株価が下がる」ことに対するバフェットかおる流の解釈
バフェットかおるさんの投資哲学において、今日買ったこれらの銘柄が明日値下がりしたとしても、それは**「リスク」ではなく「チャンス」**です。その理由を以下に整理します。
1. 株価変動は「感情」、企業価値は「財務」
「株価が下がるのは危ないわけではなく、人々の感情で動くので企業の財務がわるいわけでもない」
- ROEとの関係:もし株価が下がっても、その企業が純利益を同じだけ稼いでいれば(EPSが変わらなければ)、ROE(資本効率)の実質的な価値は変わりません。むしろ、株価が下がることで、PER(割安度)は下がり、配当利回りは上昇します。
- 自己資本比率の視点:株価が暴落しても、企業の持っている工場、特許、現金、自己資本(BPS)が減るわけではありません。PBRが低下するということは、**「1000円入っている財布が、800円で売られている」**状態になるだけであり、バリュー投資家にとっては「バーゲンセール」です。
2. 日々の生活に不可欠だから「戻る力」がある
今回選定された企業を見てください。
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不景気だからといって、薬(武田)を飲むのをやめない
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不景気だからといって、老朽化した橋(ショーボンド)を放置して崩落させない
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物流(ブリヂストン、三菱HC)はとまらない
**「日本人の生活に必ず必要である」**ということは、不況下でも最低限の売り上げが立ち、景気が回復すれば必ず業績も株価も戻るという「復元力」を意味しています。
ポートフォリオ全体のバランス確認(チェックリスト照合)
購入により、ポートフォリオの質を上げる
| チェック項目 | 判定 | 備考 |
| 高配当・増配 | ◎ | 三菱HC、ヒューリック、ショーボンドなど増配・維持力の高い銘柄群。 |
| PBR基準 | ◎ | 多くの銘柄がPBR1倍近辺、または成長性を加味しても許容範囲(1.5倍以下)のバリュー株。 |
| 分散 | ◎ | [医薬品][タイヤ][リース][銀行][建設][不動産][オフィス家具] とセクターが見事に分散されています。 |
| 営業利益率 | 〇 | ショーボンド、武田薬品などは高収益。卸売・金融系は利益率よりCFの安定性を重視でOK。 |
| キャッシュ | ◎ | 各社とも財務基盤が厚く、簡単には潰れない「城」のような企業ばかりです。 |
分散投資することで、配当の受取時期やセクター比率が微調整
次は、以下の作業
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セクター比率の再計算: 今回の購入で「不動産・建設」の比率が20%を超えていないか、円グラフで可視化する。
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配当管理アプリへの入力: 「年間配当予定額」がいくら積み増されたかを確認

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