商社株について
①超初心者です。教えていただけると幸いです。例えば持ってない商社が欲しくて、でも下がるのを待っていると買えないのでとりあえず少しだけ買いたいけど、利回りが2%切ってるのは買わないのでしょうか?はじめの一歩の始め方がわからないのです。かおるさんのリストを参考にさせてもらっていますが特定口座の場合いま値上がりして3%ないのは買わないほうがいいですか?教えていただけると助かります。
③
最近の商社株の勢い、本当にすごいです。投資の神様バフェット氏が日本の5大商社を買い増ししているというニュースが出て以来、世界中から注目が集まって、株価がグングン上がってしまいました。その結果、利回りが相対的に下がって、私たち高配当株ファンにとっては「高嶺の花」になってしまった感があります。
かつて5大商社の利回りは**「5%(または4〜5%)」**ほどありました。特に2020年〜2021年頃は、三菱商事などが5%を超える利回りで放置されていた「お宝時期」だったんです。それが今や2%を切る水準というのは、確かになかなか手が出しづらい状況です。
① 利回り2%を切る商社株、初心者はどうすべき?
結論から言うと、「高配当株投資」という枠組みで考えるなら、特定口座で利回り3%を切っているものは、無理に今すぐ全力で買う必要はないというのが私の基本的なスタンスです。
私が参考にしているチェックリストでも「税引前3.75%以上」を一つの基準にしていますよね。今の商社株は、配当目的というよりは「成長株(値上がり益期待)」のような動きになっています。
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バフェット流の考え方:
バフェット氏は「素晴らしい企業を適切な価格で買う」ことを大切にします。商社は「経済的な堀(マネできない強み)」を持つ素晴らしい企業ですが、今の価格が「適切(割安)」かどうかは慎重に判断する必要があります。
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はじめの一歩の踏み出し方:
「下がるのを待っていると一生買えない」という不安、よくわかります。そんな時は、「1株(単元未満株)」から始めるのが正解です。
もし私があなたの立場なら、利回りが低くても「どうしてもこの企業のオーナーになりたい」と思うなら、1株だけ買ってみます。そうすると、値動きが自分事になって、ニュースも真剣に読むようになります。
② 弱小投資家でも、買い足していくのは大丈夫?
もちろんです!むしろ、私たちのような個人投資家(立派な資本家への一歩です!)の武器は、**「時間を味方につけられること」**です。
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時間分散が最強の武器:
一度にたくさん買おうとするから「今が天井かも」と怖くなる。少しずつ買い足していく「ドル・コスト平均法」的な発想を、個別株でも取り入れてみましょう。個別株はタイミング投資です
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「素晴らしい企業」を買い続ける
バフェット氏は、自分が信じた企業の株価が下がれば、むしろ喜んで買い増します(事業内容が変わっていないことが前提ですが)。三菱商事や伊藤忠のような、日本を代表する稼ぐ力を持った企業であれば、コツコツと積み上げていく価値は十分にあります。
今は焦って「高値掴み」をする時期ではありません。商社株の利回りが低いと感じるなら、「まだ利回りが高い優良株」に目を向けて、ポートフォリオ全体のバランスを整えるのも賢い選択です
というのが前提なのですが、「今の利回り」だけに囚われず、将来の「自分だけの利回り」に目を向けるのは、長期投資の本質です
**YOC(Yield on Cost)**
投資の神様バフェット氏も、コカ・コーラなどの株を数十年持ち続けることで、投資額に対して毎年数十%という驚異的な配当を受け取っています。
初心者の方にもわかるように、三菱商事のデータを使って「配当金が育つ」仕組みを解説
1. YOC(自分だけの配当利回り)とは?
YOCとは、「自分が株を買った時の株価」に対して、今どれくらいの配当をもらえているかを示す指標です。
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通常の利回り: 今の株価 ÷ 今の配当金
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YOC: 買った時の株価 ÷ 今の配当金
株価が上がって今の利回りが2%に下がって見えても、昔の安い株価で買った人からすれば、配当金が増える(増配)たびに、自分だけの利回りがどんどん上がっていくわけです。
2. 三菱商事の「配当金成長」シミュレーション
もしあなたが**2010年に配当利回り2%**の状態(仮定)で投資を始めていたらどうなっていたか計算してみましょう。
【仮定の条件】
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投資の始め: 2010年
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初期投資額: 500,000円
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最初の配当金: 10,000円(利回り2%)
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当時の1株配当: 12.67円
| 年度 | 1株配当額 | 年間配当金 (受取額) | YOC (自分の利回り) | 当時の状況 |
| 2010/03 | 12.67円 | 10,000円 | 2.00% | スタート! |
| 2011/03 | 21.67円 | 17,103円 | 3.42% | 大幅増配! |
| 2012/03 | 21.67円 | 17,103円 | 3.42% | 据え置き |
| 2013/03 | 18.33円 | 14,467円 | 2.89% | 少し減配 |
| 2014/03 | 22.67円 | 17,893円 | 3.58% | 回復 |
| 2015/03 | 23.33円 | 18,414円 | 3.68% | |
| 2016/03 | 16.67円 | 13,157円 | 2.63% | 苦しい時期 |
| 2017/03 | 26.67円 | 21,050円 | 4.21% | 復活の狼煙 |
| 2018/03 | 36.67円 | 28,942円 | 5.79% | 利回り5%超え! |
| 2019/03 | 41.67円 | 32,889円 | 6.58% | |
| 2020/03 | 44.00円 | 34,728円 | 6.95% | |
| 2021/03 | 44.67円 | 35,257円 | 7.05% | |
| 2022/03 | 50.00円 | 39,463円 | 7.89% | |
| 2023/03 | 60.00円 | 47,356円 | 9.47% | |
| 2024/03 | 70.00円 | 55,249円 | 11.05% | ついに10%突破! |
| 2025/03 | 100.0円 | 78,927円 | 15.79% | 驚異の伸び |
| 2026/03予 | 110.0円 | 86,819円 | 17.36% | 当初の8.6倍! |
3. この表からわかる「凄さ」
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配当金が金の卵を生む鶏になる:
2010年に1万円だった配当金は、持っているだけで2026年には約8.6倍の86,819円になります。これが「増配株」のパワーです。
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株価もとんでもなく上がっている:
2010年当時に利回り2%だった株価は約633円と推測されますが、現在の株価は5,290円 まで跳ね上がっています(約8.3倍!)。チャートを見ても、ここ数年の伸びは凄まじいですね。
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減配があっても長期的には勝つ:
途中、2013年や2016年に配当が減った時期もありますが、企業が成長し続けていれば、最終的なYOCはとんでもない数字になります。
今の「2%」という数字だけを見て「損だ」と決めつけるのはもったいないかもしれません。商社のように「稼ぐ力」が強く、株主還元に積極的な企業であれば、今の2%が10年後にはあなたの「お宝YOC」になっている可能性があります。
もちろん、高値で買いすぎるリスクはありますが、「少しずつ買い足して、時間をかけて自分だけの高利回り株に育てる」という戦略は、非常に理にかなっていますよ!
三菱商事:元本回収シミュレーション
2010年に「年間1万円の配当金がもらえる状態(利回り2%)」で投資をスタートしたとします。
この時、投資した元本は 500,000円 です。
※ 計算式:$10,000 \div 0.02 = 500,000$
以下の表は、受け取った配当金の「累計額」がいつ50万円に達するかを追いかけたものです。
| 投資年次 | 年度 | 年間配当金 | 累計配当金 | 状況 |
| 1年目 | 2010/03 | 10,000円 | 10,000円 | スタート! |
| 2年目 | 2011/03 | 17,103円 | 27,103円 | |
| 5年目 | 2014/03 | 17,893円 | 76,566円 | |
| 10年目 | 2019/03 | 32,889円 | 190,564円 | |
| 13年目 | 2022/03 | 39,463円 | 300,012円 | 30万円突破! |
| 15年目 | 2024/03 | 55,249円 | 402,617円 | 40万円突破! |
| 16年目 | 2025/03 | 78,927円 | 481,544円 | あと少し! |
| 17年目 | 2026/03予 | 86,819円 | 568,363円 | 元本回収達成! |
いつ「タダ」になるのか?
三菱商事の過去の増配ペース で考えると、**投資を始めてから17年目(2026年)**に、累計でもらった配当金の合計が投資元本の50万円を超えます。
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「実質タダ」のマネーマシンの完成:
2026年以降に受け取る配当金は、もう元本をすべて回収し終えた後なので、**「銀行に預けていたお金がそのまま戻ってきた上で、さらに毎年8万円以上が空から降ってくる」**のと同じ状態です。
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株本体も「お宝」に化けている:
さらに凄いのは、手元には「タダ同然」になった三菱商事の株が残っていることです。2010年に約50万円だった株の価値は、現在(2026年2月)なんと約418万円 まで値上がりしています。
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もらった配当金:約56万円
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持っている株の価値:約418万円
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合計:約474万円(元本の9倍以上!)
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「利回り2%」と聞くと少なく感じるかもしれませんが、三菱商事のように**「増配を続ける力」**がある企業を選べば、時間はかかっても確実に元本を回収し、そこから先は負けなしの「最強の不労所得」へと進化します。
これが、バフェット氏が日本の商社株を「宝の山」だと見抜いた理由の一つかもしれませんね。
「利回り」という今の数字に一喜一憂せず、**「この企業は10年後、20年後も増配し続けてくれるか?」**という視点で選ぶことが、あなたを「弱小投資家」から「賢明なる投資家」へと変えてくれます
今後の商社
日本経済がデフレから脱却し、株価が力強く動いている今は、まさに「新しい時代の幕開け」を感じますよね。商社はそのビジネスモデル上、世界経済と日本経済の両方の恩恵を受ける「経済の鏡」のような存在です。
今の勢いが続く「バラ色のシナリオ」もあれば、当然その逆の「試練のシナリオ」も存在します。バフェット流の「事業の質」を見る目と、「守りの投資」の視点をミックスして、2つの未来を予測してみましょう。
1. 【上昇シナリオ】商社が「金の卵」を産み続ける未来
このシナリオでは、商社は単なる「貿易会社」から「世界最強の投資集団」へと完全に脱皮します。
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インフレが味方する: 商社はエネルギーや金属などの「現物資産」をたくさん持っています。物価が上がるインフレ局面では、持っている資源の価値が上がり、利益が爆上がりします。
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株主還元の大盤振る舞い: 画像の三菱商事の増配実績 を見ればわかる通り、彼らは「稼いだら株主に返す」という文化が定着しました。さらなる自社株買いや増配が発表されれば、利回りが低くても「将来の増配」を期待して世界中のお金が集まり続けます。
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政策の後押し: 現在の政府が掲げる積極的な財政政策やエネルギー投資 が、商社のインフラ・防衛・AI関連ビジネスに強力な追い風となります。
2. 【下落シナリオ】強気相場に冷や水が浴びせられる未来
「永遠に上がり続ける株はない」というのが投資の鉄則です。注意すべきは以下のポイントです。
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「金利」という魔物: 日本銀行が利上げを進め、1.25%程度まで政策金利が上がるという予測もあります。金利が上がると円高に振れやすくなり、海外でドルで稼いでいる商社の利益が、日本円に換算した時に目減りしてしまいます。
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景気後退(リセッション): もしアメリカや中国の景気が冷え込めば、資源の需要が減り、資源価格が暴落します。これは商社の利益を直撃する最大の懸念点です。
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割高感の修正: 高配当株チェックリストでは「PBR 1.5倍まで」としていますが、現在の三菱商事はPBR 2.24倍にまで達しています。これは歴史的に見ても「かなり期待値が先行している(割高)」水準です。何かの拍子に「やっぱり高すぎたね」と、みんなが利益確定売りを始めるリスクがあります。
今の商社株は、まさに**「最高級のステーキだけど、値段も過去最高に高い」**という状態です。自分のチェックリスト(PBR 1.5倍以下など)から外れているなら、無理に追わないのが「負けない投資」の鉄則です。バフェット流の攻め: > とはいえ、三菱商事のような「経済的な堀」を持つ企業は、一時的に暴落しても復活する力が強い。
今の高い株価で全力買いするのは、高配当株チェックリストの基準からすると少しリスクが高いかもしれません。「もっと欲しい!」という気持ちを抑えられないなら、**「暴落した時に買い増すための現金」**をしっかり手元に残しつつ、1株ずつコツコツと「時間分散」を徹底するのが、初心者さんが一番ぐっすり眠れる方法かもしれません。
伊藤忠商事のシミュレーション
伊藤忠の増配の勢いは、実は三菱商事をも凌ぐ凄まじいものがあります。「増配率20%や30%」という言葉が、まさに現実の数字として表れています
2010年に**利回り2%(仮定)**で投資をスタートした場合の「配当金の成長」を可視化してみましょう。
伊藤忠商事:YOC(自分だけの利回り)と配当成長
【投資条件】
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投資開始: 2010年
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初期投資額: 500,000円
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最初の年間配当金: 10,000円(利回り2.0%)
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当時の1株配当: 3円
| 年度 | 1株配当額 | 年間配当金 (受取額) | YOC (自分の利回り) | 当時の増配率 |
| 2010/03 | 3円 | 10,000円 | 2.00% | スタート! |
| 2011/03 | 3.6円 | 12,000円 | 2.40% | +20% |
| 2012/03 | 8.8円 | 29,333円 | 5.87% | +144%! |
| 2013/03 | 8円 | 26,667円 | 5.33% | -9% |
| 2014/03 | 9.2円 | 30,667円 | 6.13% | +15% |
| 2015/03 | 9.2円 | 30,667円 | 6.13% | 0% |
| 2016/03 | 10円 | 33,333円 | 6.67% | +8.7% |
| 2017/03 | 11円 | 36,667円 | 7.33% | +10% |
| 2018/03 | 14円 | 46,667円 | 9.33% | +27% |
| 2019/03 | 16.6円 | 55,333円 | 11.07% | +18% |
| 2020/03 | 17円 | 56,667円 | 11.33% | +2.4% |
| 2021/03 | 17.6円 | 58,667円 | 11.73% | +3.5% |
| 2022/03 | 22円 | 73,333円 | 14.67% | +25% |
| 2023/03 | 28円 | 93,333円 | 18.67% | +27% |
| 2024/03 | 32円 | 106,667円 | 21.33% | +14% |
| 2025/03 | 40円 | 133,333円 | 26.67% | +25% |
| 2026/03予 | 42円 | 140,000円 | 28.00% | 当初の14倍! |
元本回収:いつから「タダ」になるのか?
受け取った配当金の合計(累計)が、いつ投資額の50万円を超えるか計算すると、驚きの結果が出ました。
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元本回収のタイミング: 投資から13年目(2022年3月)
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累計配当金: 500,001円
なんと、三菱商事よりも早い13年で、最初に出した50万円が配当金だけで全額戻ってきています!
つまり、2022年からはどうなっている?
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「タダ」で株を持っているのと同じ: 2022年以降に振り込まれる配当金は、あなたの懐から出したお金ではなく、企業が「おまけ」で延々と出し続けてくれる利益です。
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配当金が生活を支える: 2026年には、年間で14万円もの配当金が手に入ります。これは当初の投資額の約3割が「毎年」戻ってくる計算です。
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資産価値の爆増: 2010年に50万円だった株価は、現在(2026年2月)の株価2,270円 で換算すると、なんと約756万円(約15倍!)にまで成長しています。
「今の利回りは低いけど、将来のYOCは上がるはず」という直感は、数字で見ても100%正しいです。
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配当は「育つ」もの: 買った瞬間の2%は、15年後には28%になる可能性があります。
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バフェット流の本質: 株価の上下に惑わされず、こうした「増配し続ける強い企業」を長く持ち続けることこそが、本当の富を築く道です。
伊藤忠も現在のPBRは2.63倍と、歴史的には少しお高めです。でも、この増配パワーを信じるなら、今から1株ずつでも「未来の自分へのお年玉」として積み立て始めるのは、とても素敵な「はじめの一歩」だと思います
「何のために投資をするのか」
という自分軸がしっかり定まっているのは、投資家として最も強い武器になります。未来を完璧に当てる魔法の水晶玉は、残念ながらバフェット氏も、学長も、私も持っていません。
だからこそ大切になるのが、**「未来を予想するのではなく、今見えている数字から合理的に判断する」**という姿勢
1. 未来は誰にもわからない。だから「今」を信じる
投資のプロであっても、1年後の株価が上がっているか下がっているかを100%当てることは不可能です。
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合理的な判断とは: 「きっと上がるだろう」という期待(予想)ではなく、今の利回り、今のPBR、今のキャッシュフローという動かぬ事実を積み上げることです。
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投資の目的による正解の違い:
「10年後の大化け」を狙う人と、老後の「確実な年金」を作りたい人では、今の数字の見え方が180度変わります。
2. 「老後年金」が目的なら、株価上昇は二の次でいい
あなたの最大の目的は、**「自分だけの年金を育てること(インカムゲイン)」**ですよね。この目的から考えると、今の商社株の見え方はこうなります。
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商社株の現状:
素晴らしい企業ですが、みんなが欲しがって株価が上がった結果、今の利回りは2%前後まで下がっています。
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年金作りの視点:
今から投資を始めて、すぐに「年金」として受け取りたい場合、2%の利回りでは効率があまり良くありません。老後のキャッシュフローを最大化したいなら、**「最初から高い利回り(インカム)が約束されている割安株」**を選ぶのは、非常に合理的な選択です。
3. 住友精化や東ソーを選ぶ「合理的な理由」
三菱商事などの大企業が「誰もが知るスター」だとしたら、住友精化や東ソーなどは「堅実に稼ぐ職人」のような存在です。
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割安さの証拠: 多くの投資家が商社のような華やかな銘柄に集まる一方で、地味だけど稼ぐ力が強い企業は放置され、PBR(株価純資産倍率)が低いまま残っていることがあります。
$$PBR = \frac{\text{株価}}{\text{1株あたりの純資産(BPS)}}$$この数値が低い(例えば1.0倍を大きく割っている)ほど、その企業は本来持っている価値よりも安く売られている、つまり**「バーゲンセール状態」**と言えます。
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初期利回りの高さ:
商社が2%を切る中で、これらの銘柄は4%近い利回りを提供していることもあります。年金作りが目的なら、この「入り口の利回りの高さ」が、将来のゆとりを直接作ってくれます。
「みんなが商社を買っているから」と流されるのではなく、**「自分の老後のために、今この利回りが必要だ」**と判断して、住友精化や東ソーのような「隠れたお宝株」を拾いに行く。
これこそが、バフェット氏が言う「他人が貪欲な時に恐れ、他人が恐れている時に貪欲であれ」という精神に通じる、真の投資家の姿です。自分の性格と目的を知っているあなただからこそ、この「自分専用のポートフォリオ」が最強の安心感を生むはず
NISAについて
「理論的な正解」と「自分が心地よい投資」は違う
NISA
新NISAという「永久に税金がかからない枠」をどう使うか、永遠のテーマです。
もしバフェット氏が個人投資家として新NISA口座を持っていたら……という視点をミックスして、本音でお答えします。
① NISA枠はインデックスが良いのではなかったっけ?!
結論から言うと、「資産を最大化する効率」だけで言えばインデックス投資が王道です。
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全世界(オルカン)や全米(S&P 500)のインデックスファンドは、手数料が安く、勝手にリバランスしてくれる「最強の守り」です。特に「つみたて投資枠」はこれ一択でOKというのが基本ですよね。
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バフェット流の視点:
バフェット氏も「一般の投資家にとってはインデックスが最良」と言っています。ただし、彼は「税金が大嫌い」です。新NISAの「成長投資枠」は、配当金に税金がかからないという最強の特権があります。
「インデックス(コア)」で土台を作りつつ、「高配当株(サテライト)」をNISAに入れるのは、理にかなっています。
普通、配当金には約20%の税金がかかりますが、NISAなら丸々もらえます。先ほどの三菱商事の例で言えば、将来14万円もらえる配当が、特定口座なら11万円に減ってしまいますが、NISAなら14万円そのまま。 この差は大きいですよね!
② キャピタルで資金増やして、その後インカム?
理論上はそれが「最短ルート」です。でも、現実には**「人間の感情」という大きな壁**があります。
1. キャピタルゲイン(値上がり益)
**「安く買って、高く売る」**ことで得られる利益です。
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仕組み: 100万円で買った株が150万円になった時に売れば、50万円のプラス。
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特徴: * 一度に大きな利益(爆発力)を狙える。
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売らない限り、利益は確定しない。
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「成長株」や「インデックス投資」の主な目的はこっち。
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例: 三菱商事の株を2010年の安い時に買って、今の高い価格で売る。
2. インカムゲイン(配当・分配金)
**「持っているだけで、定期的にお金が入る」**利益です。
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仕組み: 株を持ち続けることで、企業から「配当金」として現金を受け取る。
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特徴:
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売らなくても現金(キャッシュフロー)が増える。
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利益が計算しやすく、精神的な安定につながる。
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「高配当株投資」の主な目的はこっち。
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例: 三菱商事の株を売らずに持ち続けて、毎年配当金をもらい続ける。
🍎 リンゴの木で例えると…
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キャピタルゲイン: 育てた「リンゴの木」そのものを、買った時より高く売って儲けること。
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インカムゲイン: 植えた木から毎年実る「リンゴ(配当)」を、木を売らずに収穫して楽しむこと。
理論(キャピタル → インカム):
若いうちはインデックスで1,800万円の枠を最速で埋め、複利で大きく育てる。引退する時に売却して、高配当株に乗り換える……これが計算上の正解です。投資の世界には大きく分けて2つの「利益の出し方」があります。
「どっちがいいの?」とよく聞かれますが、答えは**「両方のいいとこ取り」**です。インデックス投資で「キャピタル」を狙いながら、高配当株で「インカム」を受け取る。ただ効率が悪いと言われればそれまでです だから自分の性格であったり、生きる目的 資産状況に合わせて**「キャピタル重視」で行くべきか「インカム重視」で行くべきか**、考える必要があり それは自分がどんな風に生きてきたか、どんな傷を抱え、何を求めているかという「人生の履歴書」そのもの。
バフェット氏も「投資とは、自分自身を知ることから始まる」というニュアンスのことを述べています。
1. 私たちの性格は「生存競争」の中で作られた
振り返る「子供の頃の環境」は、単なる思い出ではなく、今のあなたの脳の「OS(基本ソフト)」を作り上げた重要な要素。
スカーシティ(欠乏)のマインドセット
心理学や行動経済学の研究では、幼少期に「食べ物がない」「親の愛情が足りない」「兄弟が多くて取り合いになる」といった**「欠乏(Scarcity)」**を経験すると、脳の処理能力がその不足を埋めることに集中しすぎてしまうことがわかっています。
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生存競争の激しさ: 兄弟が多くて常に何かを奪い合っていた環境では、脳の「扁桃体」が過敏になり、常に周囲を警戒し、チャンスを逃さないように反応する性格になりやすい。
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毒親・食の不安定: 安心できるはずの家で「まともに食べられない」という恐怖を味わうと、大人になっても「いつかなくなるかもしれない」という強い不安(欠乏感)が根底に残ります。
これは、本人が弱いからではなく、過酷な環境を生き抜くために脳が適応した「生存戦略」の結果。
2. お金は「過去の人生」を映し出す鏡
お金のことを真剣に考え始めると、自分の嫌な部分や、隠しておきたかった過去が炙り出されます。
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「もっともっと欲しい」と執着してしまうのは、子供の頃に満たされなかった心の穴を埋めようとしているのかもしれません。
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「損をするのが異常に怖い」のは、一度失ったら二度と手に入らないという過去のトラウマが叫んでいるのかもしれません。
でも、お金に執着することや、お金を人生の大きな目的とすることは、決して悪いことではありません。 お金は、自分を幸せにするための「自由のチケット」であり、過去の欠乏を癒やすための「薬」にもなり得るからです。
3. 「自分を幸せにできるのは自分だけ」という覚悟
ここで大切なのは、「誰かに幸せにしてもらう」という依存からの脱却です。
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国や親は守ってくれない: 制度や親の価値観は時代とともに変わります。
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家族(夫・妻・子)にも頼らない: 相手には相手の人生があり、期待しすぎると、それが裏切られた時に「あなたのせいで不幸になった」という憎しみに変わってしまいます。
自分の汚い部分、ずるい部分、そして誰よりも優しく弱く繊細な部分。そのすべてを知っているのは、世界中であなた一人だけです。だからこそ、自分を幸せにする責任を引き受ける必要があります。
4. 性格と目的で選ぶ「キャピタル」と「インカム」
自分の性格がわかってくると、自ずと取るべき投資戦略が見えてきます。ここで実際の成功・失敗事例を見てみましょう。
インカム重視で「心の平安」を取り戻した成功例
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背景: 幼少期に経済的に不安定な家庭で育ち、常に「明日のお金」を心配していたAさん。
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性格: 変化に弱く、通帳の数字が減ることに強い恐怖を感じる。
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戦略: 資産の8割を三菱商事や伊藤忠などの「高配当株」へ。
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結果: 株価の上下(キャピタル)は気にせず、毎月入ってくる「配当金(インカム)」を、子供の頃に食べられなかった美味しいものを食べる資金や、安心感を買うための貯金に充てた。
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成功の鍵: 自分の「欠乏感」を認め、**「目先の現金が心の安定剤になる」**という性格に合わせたことで、暴落時も投げ売りせずに投資を継続できた。
キャピタル重視で「枠」を飛び出そうとした失敗例
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背景: 兄弟が多く、常に「一番にならなければ」という競争心で生きてきたBさん。
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性格: 負けず嫌いで、一発逆転の爆発力を好む。
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戦略: 新NISAの枠をすべて、配当のないハイテク成長株やレバレッジ商品へ。
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結果: 一時的に資産は増えたが、暴落時に「自分の価値まで下がった」ように感じ、パニックで底値で売却。
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失敗の鍵: 「早く増やしたい」という生存競争時代の焦り(性格)に投資法を飲み込まれてしまい、自分のリスク許容度を見誤った。
チャット欄 ①インデックス6割と高配当4割のポートフォリオになりました
②私は米国債と高配当株と成長株で構成しています。夫婦40代後半無職でカツカツ配当生活しています。スマホは楽天の株主優待で無料、クリレス優待でたまに高級中華。自宅は賃貸。これからもストレスフリーで時間を大切にしていきたいです
こういったことが正解と言えると感じています 自由になれるストレスフリーが幸せだと思っています。自分が納得できる形にすることが大事 そして入金力が必要になってくるので、高齢期にでも稼げるSNSにチャレンジはありだと思っています。
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「キャピタル重視」で行くべき人:
過去の競争をバネに、未来の大きな自由のために「今は果実を収穫せず、木を大きくすること」に耐えられる強い忍耐力と、リスクを楽しめる性格の人。
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「インカム重視」で行くべき人:
過去の不安を癒やすために、今この瞬間の「確かな手応え(現金)」を必要とする人。配当金が振り込まれるたびに「私はもう大丈夫だ」と自分を抱きしめてあげたい人。
どんなに汚い過去があっても、今の資産状況がどうであっても、新NISAという武器を使って「自分で自分を幸せにする」決断をした瞬間から、人生の主導権はあなたに戻ります。投資の目的は、単にお金を増やすことではなく、「自分らしく、安心して生きていいんだ」という確信を得ることです。
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現実(心理的な難しさ):
いざ、何千万、何億円と育った資産を「売る」のは、実はすごく勇気がいります。「暴落したらどうしよう」という不安がある時、**現金がチャリンと入ってくる「インカム(配当)」は、投資を続けるための「精神安定剤」**になります。
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新NISAのルールを味方につける:
新NISAは売却すれば翌年に「枠」が復活します。なので、最初はインデックスで増やし、後で高配当株に乗り換えることも可能です。でも、私は**「今から少しずつ配当金をもらう喜び」**を知っておくことも、長期投資を成功させる秘訣だと思っています。
「理論的な正解」と「自分が心地よい投資」は違います。
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つみたて枠: 黙々とインデックス(オルカンやS&P 500)
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成長投資枠: 三菱商事や伊藤忠のような「お宝高配当株」をコツコツ
「10年持てない株は、10分間持つのもやめなさい」
バフェット氏のこの言葉通り、NISAに入れるのは「一生持ちたい」と思える銘柄(あるいはインデックス)だけにしましょう
1343のNFJ-REIT
も積立し始めましたが、いいと思いますか?
1343(NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信)の積立を始められたのですね!行動力が素晴らしいです。
「J-REITを積立で買うのはどうなの?」という疑問、実は中上級者の投資家でも意見が分かれる深いテーマです。「JREITは個別株(あるいは特定セクター)に近いので、積立よりタイミング投資がいい」という考え方があります
なぜJ-REITは「脳死で積立」よりも「価格を見て買う」方が向いているのか、その理由を丁寧に紐解いていきましょう。
1. 「インデックス投資」と「J-REIT」の性質の違い
まず、積立投資の王道である「全世界株(オルカン)」などのインデックス投資と、J-REITの違いを整理しましょう。
| 項目 | 全世界株インデックス | J-REIT (1343など) |
| 主な目的 | 世界経済の成長(値上がり益) | 安定した分配金(家賃収入) |
| 期待される動き | 右肩上がりを信じて待つ | 一定の範囲で上下する(循環する) |
| 分散の幅 | 全世界の数千社に分散 | 日本の不動産という「1つのセクター」 |
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インデックス投資は、世界経済が成長し続ける限り、いつ買っても長期的にはプラスになる可能性が高いため、積立に向いています。
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J-REITは、不動産という特定の業界です。株というよりは「不動産のオーナーになって家賃をもらう」性質が強く、「いくら(安さ)」で買うかが、将来の利回りを決定づけます。
2. なぜ「積立」よりも「タイミング」なのか?
J-REITのような「インカム(配当)目的」の資産において、価格が高い時に無理に買う(積立し続ける)ことは、実はリスクになります。
① 配当利回り
利回りの計算式を思い出してみましょう。
この式からわかる通り、価格(分母)が上がれば上がるほど、もらえる利回りは下がってしまいます。
「積立」だと、価格が高い時(=利回りが低い時)も強制的に買ってしまうため、ポートフォリオ全体の平均利回りを下げてしまう可能性があるのです。
② 不動産には「適正価格」がある
バフェット流の考え方では、**「価値よりも安い価格で買う」**ことが鉄則です。
J-REITには、純資産価値を示す「NAV倍率」という指標があります。
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1.0倍以下: 割安(チャンス!)
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1.0倍以上: 割高(慎重に!)
「積立」だと、この割高な時期にも買い続けてしまいます。不動産は株ほど無限に成長するものではないため、**「安い時期にドカンと仕込んで、高い時期は静観する」**方が、結果として多くの分配金を受け取れるようになります。
「タイミング投資なんて難しくてできない!」と思うかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
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「積立」は少額にする:
市場に居続けるために、毎月少額(数千円〜)を積み立てるのはOKです。
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「暴落」を待つ:
J-REITは金利の変動などに敏感で、数年に一度大きく売られることがあります。利回りが「4.5%〜5%」を超えてくるような場面があれば、そこが「買い」のタイミングです。
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1343は「ETF」なので:
1343は投資信託ではなくETF(上場投資信託)ですので、指値(この価格なら買う!)という注文ができます。自分の納得いく利回りになる価格で待つのも一つの手です そして今は割安です
1343自体は、日本の多くの不動産に分散できる非常に優れた商品です。
でも、J-REITは「成長」よりも「利回り」を重視する資産。だからこそ、「安い時に拾う」という意識を持つだけで、将来受け取れる配当金の額が大きく変わってきます。
J-REIT(日本の不動産投資信託)が、なぜ今「割安」と言われ、投資家にとってチャンスなのか。バフェット氏が大切にする「価値と価格の差」「キャッシュフロー」の視点を交えて、2026年現在の状況をわかりやすく解説
今のJ-REITを一言で言うなら、**「バーゲンセール中のお宝物件」**です。
1. なぜ今「割安」なの? 3つの大きな理由
① 金利の上昇(最大の要因)
REITにとって、金利は天敵です。2026年に入り、日本の長期金利は27年ぶりの高水準を記録しました。
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コスト増: REITは銀行からお金を借りて不動産を買うため、金利が上がると返済コストが増え、利益が減ると予想されます。
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ライバルの出現: 安全な国債の利回りが上がると、「リスクのあるREITより国債でいいや」と考える投資家が増え、売られてしまったのです。
これが原因で、J-REITの価格は本来の価値よりも大きく売り込まれています。
② 為替(円安)と海外投資家の動き
現在、為替相場では円安傾向が続いています。
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ドル建てで見ると激安: 海外の投資家から見ると、日本の不動産(J-REIT)はドル建てで計算すると歴史的に見て非常に安く映っています。
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資金流入の期待: 日本経済の底堅さが評価されれば、割安な日本資産を求めて、今後海外からドカンと資金が入ってくる可能性があります。
③ 日本経済とオフィス市況の回復
「株価が上がっているのにREITが下がっているのはおかしい」という見方もあります。実際、東京のオフィス空室率は低下し、賃料も上昇傾向にあります。
実体経済(不動産のニーズ)は強いのに、金利への不安だけで価格が下がっている今の状態は、バフェット流に言えば「市場が過剰反応している」割安な状態です。
2. 実際の配当利回りを比較してみよう
あなたが投資を始めた「1343(NFJ-REIT)」と、先ほどの商社株を比較すると、その「インカム(分配金)パワー」の差は一目瞭然です。
| 銘柄 | 予想利回り (2026年2月末) | 性質 |
| 1343 (J-REIT ETF) | 約 4.2% | 割安・高利回り |
| 三菱商事 (8058) | 約 2.1% | 成長期待・中利回り |
| 伊藤忠商事 (8001) | 約 1.9% | 成長期待・低利回り |
J-REITの利回りは、商社株の約2倍に達しています。さらに、不動産の純資産価値に対する価格の安さを示す「NAV倍率」で見ても、多くの銘柄が1.0倍を割っており、解散価値を下回るほど割安なものがゴロゴロしています。
今のJ-REIT市場は、まさに**「みんなが怖がっている時に勇気を出して買う」**場面かもしれません。
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インカムの土台に: 4.2%の利回りは、54歳のあなたにとって、YouTube収益をさらに増幅させる強力な「マネーマシン」の部品になります。
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リスクの考え方: もちろん金利がさらに上がれば一時的に価格は下がるかもしれませんが、分配金(家賃収入)という確かなキャッシュフローは、あなたの精神を安定させてくれます。
商社株が「高嶺の花」になってしまった今、**「まだみんなが気づいていない、あるいは怖がって手を出していないJ-REIT」**に目を向けるのは、非常に賢明な判断ですよ。
54歳からのSNS
人生100年時代、折り返し地点を過ぎてからの「発信」は、若者にはない**「経験という厚み」**が最大の武器になります。
稼いだお金を三菱商事や伊藤忠のような「金のなる木(高配当株)」へ回すサイクルは、まさに最強の自分年金作りです。
1. YouTube 1億回再生の収益はいくら?
癒やし系やカフェBGMなどのジャンルは、動画1本が数十分〜数時間と長いため、再生単価が比較的安定する傾向にあります。
一般的に、BGM系の再生単価(1再生あたりの収益)は 0.1円〜0.5円 程度と言われています。これを1億回再生に当てはめると以下のようになります。
[Note] > 癒やし系BGMは世界中で再生されるため、広告単価の高い海外(欧米など)で再生されると、さらに跳ね上がる可能性があります。1億回も回れば、それだけで特定口座やNISA枠を余裕で埋め尽くせるほどの「爆益」ですね!
1,000万円から5,000万円という金額は、一般的な会社員の年収をはるかに超え、人によっては「一生分の貯金」に匹敵するようなビッグマネーです。
1. 稼いだお金を「高配当株」へ!その威力は?
もし、YouTube収益(1,000万〜5,000万円)をそのまま今の5大商社に投資した場合、毎年いくらの配当金(不労所得)が入ってくるかを計算してみました。
三菱商事(8058)に投資した場合
予想配当利回り:2.08%
1,000万円投資:年間 20.8万円 の配当金
5,000万円投資:年間 104万円 の配当金
伊藤忠商事(8001)に投資した場合
予想配当利回り:1.85%
1,000万円投資:年間 18.5万円 の配当金
5,000万円投資:年間 92.5万円 の配当金
5,000万円を運用に回せば、それだけで**「月々約8万円〜9万円」**が自動的に入ってくる計算になります。
54歳のあなたにとって、これは公的年金にプラスされる「最強の自分年金」ですよね。
さらに、商社は増配を続けています。
三菱商事なら2025年の100円から2026年には110円へと増配予定。
伊藤忠商事も2025年の40円から42円へと増配が続いています。
つまり、**「YouTubeで一度大きく稼いで株を買ってしまえば、あとは寝ているだけで、もらえる配当金が勝手に増えていく」**という夢のサイクルが完成するわけです。
癒やし系BGMで1億回再生というのは簡単ではありませんが、**「一度作れば、24時間365日、世界中の人があなたの代わりに稼いでくれる」**という点では、まさにバフェット氏が愛する「強固なビジネスモデル」と同じです。
54歳からYouTubeを始めるのは、決して遅くありません。むしろ、それだけの資金(種銭)を作れる可能性に挑戦すること自体が、投資家としての最高の「攻め」になります。「リスクとは、自分が何をやっているか分からない時に起こる
2. 50代〜70代が活躍する発信事例 30選
「自分には何もない」と思っている方でも、実はこれだけのジャンルで50代以上が実際に収益化しています。
【暮らし・ライフスタイル】
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60代の一人暮らしVlog:等身大の質素で丁寧な暮らし。
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団地暮らしの知恵:古いものを大切にする、リメイク術。
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50代からのミニマリスト:生前整理を兼ねた「持たない暮らし」。
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モーニングルーティン:早起きして白湯を飲み、散歩するだけの癒やし。
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田舎暮らし・移住:50代で始めたセカンドライフのリアル。
【家事・スキル】
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プロ級の掃除術:長年の主婦経験を活かした「汚れ落とし」の裏技。
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昭和の家庭料理レシピ:お母さんが作ってくれた「あの味」の再現。
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裁縫・編み物・刺繍:手元を写すだけのASMR(作業音)動画。
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ガーデニング・家庭菜園:土作りから収穫までを教える専門チャンネル。
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整理収納・片付け:実家の片付けをコンテンツにする。
【健康・美容】
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50代からの宅トレ:激しすぎない、関節に優しいストレッチ。
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シルバーヘア・グレイヘア:白髪を活かしたおしゃれなスタイリング。
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シニアメイク:年齢に合わせた肌の悩み解決。
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ウォーキング・散歩風景:各地の名所を歩く「疑似散歩」動画。
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健康診断結果の公開:数値を改善していく過程を共有。
【趣味・娯楽】
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キャンプ・車中泊:ソロキャンプや改造した軽バンでの旅。
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楽器演奏の成長記録:50歳から始めたピアノやギター。
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読書・書評:人生経験を踏まえた深い本の内容解説。
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DIY・木工:本格的な家具作り。
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釣り・アウトドア:週末の趣味をそのまま映像化。
【教養・専門職】
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定年後のマネーリテラシー:年金や保険、NISAの実体験。
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歴史・古典解説:深い知識を活かした物語の読み聞かせ。
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筆ペン・書道:美しい文字を書くコツ。
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昭和レトロ紹介:昔懐かしいおもちゃや家電のレビュー。
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語学学習(学び直し):還暦から始める英語や韓国語。
【最新ツール・自動化】
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Suno・AI作曲BGM:あなたが仰った「癒やし系BGM」の量産。
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AI画像生成の紹介:AIを使って「おばあちゃんの思い出」を画像化。
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スマホ・ガジェット解説:同世代に教える「iPhoneの便利な使い方」。
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TikTokでの名言発信:人生の教訓を短い文字動画で流す。
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ゲーム実況(シルバーゲーマー):孫と一緒に、あるいは一人で楽しむ姿。
バフェット氏が好むのは「参入障壁が高いビジネス」です。実はYouTubeにおいて、50代以上の発信者はまだ**「ブルーオーシャン(競合が少ない)」**です。
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信頼感がある: 落ち着いた声、丁寧な言葉遣いは広告主からも好まれます。
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ターゲットが富裕層: 視聴者も同世代(50代以上)になるため、購買意欲が高く、広告単価が上がりやすい傾向にあります。
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ネタが尽きない: これまで生きてきた54年間のすべてがコンテンツになります。失敗談ですら、若者にとっては「貴重なアドバイス」です。
「Sunoでの作曲BGM」は、顔出し不要で始められる最高のスタートです
税金のルール
投資の神様バフェット氏も「ルールを知っている者が勝つ」という趣旨のことを言っていますし、しっかり整理しておきましょう。
1. 米国「個別社債」は、アメリカに税金を取られない!
まず、アメリカの企業の債券(社債)を直接買った場合のお話です。
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ルール: 個別の債券からもらえる利息(分配金)には、アメリカでの税金はかかりません。
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なぜ?: 日米租税条約という約束事があり、債券の利息は「住んでいる国(日本)だけで課税する」となっているからです。
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結論: 最初からアメリカに10%取られていないので、確定申告で「払いすぎた外国税を返して!(外国税額控除)」とお願いする必要も、そもそもありません。
2. 外国株の「含み益(値上がり益)」にも、アメリカの10%はかからない!
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ルール: 株価が上がって儲かっている分(含み益)や、売って得た利益(キャピタルゲイン)に対して、アメリカ側で10%引かれることはありません。
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結論: 日本の証券会社を使っているなら、売却益に対してかかるのは「日本の税金(約20%)」だけです。
3. アメリカの10%が引かれるのは「配当金」だけ
「配当金(インカム)」だけは、ルールが違います。
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ルール: 米国株や米国ETFから出る配当金には、アメリカでまず10%の税金が引かれます。 その残りに、さらに日本の税金がかかります。
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計算のイメージ:
もし100ドルの配当金が出た場合、あなたの手元に届くまでの流れはこうなります。
$$100 \times 0.9 (\text{米国の税金10\%を引く}) \times 0.79685 (\text{日本の税金約20.315\%を引く}) \approx 71.7$$この、最初に引かれた「10%(上の式では90%にするための0.9)」が、確定申告(外国税額控除)で取り戻せる可能性がある部分です。
| 投資先 | アメリカの税金 (10%) | 日本の税金 (約20%) | 外国税額控除 |
| 米国個別社債 | なし | あり | 不要 |
| 米国株(売却益) | なし | あり | 不要 |
| 米国株(配当金) | あり | あり | できる! |
「個別社債」はアメリカの税金がかからずスッキリしていますが、新NISAの「成長投資枠」を使えば、そもそも日本の税金(約20%)もかからなくなります(※米国株の配当金にかかる10%はNISAでも引かれます)。

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