インフレ時代の戦略
こんにちは、セラです。今回は、インフレが現実味をおびる中、私たちはどのように相場と向き合うべきなのか、そして、SBI証券の北尾吉孝社長の存在が日本株市場に何をもたらすのか、投資家目線で考えてみます。
額面としての株式市場は上がり続ける
この先、インフレは進む見方が多く、日本の財政状況や社会保障費の増加などを踏まえると、今後も財政規律が緩み、最終的には物価が上昇していく可能性が高いと予想できます。
このインフレが、株式市場にどう影響するか? 「少なくとも額面としての株式市場は上がる」、つまり、実質的な価値はともかく、株価の数字としては上昇する可能性が高いという見立てです。
日経平均が5万円、10万円となる未来も決して夢ではない、言われています。
これは市場の参加者として、この大きな潮の流れに乗って「正しい投資」を追求する事が大事です。
個人投資家と市場
近年の個人投資家の「リテラシーの向上」が指摘され、長く市場に残り続けているベテラン投資家の平均レベルは、「信じられないぐらい向上している」とのこと。
これは、昔のように「隠された成長の芽」を探し出すような、いわば「株ゲームの攻略法」のような勝ち方が通用しにくくなっていることを意味します。市場全体が賢くなっているため、小手先のテクニックではなく、「本質的な企業成長にかける」という、よりスタンダードで健全な投資が求められる時代になっているのです。
「自分だけに見えているアルファ(超過収益)なんてものは存在しない」という謙虚な姿勢、そして「株価が動いていない時にいいと思っても、それは自分が間違っている可能性が高い」というプロの言葉は、私たち個人投資家にとって深く心に刻むべき教訓です。
成長株投資の「黄金期」は終わったのか?
かつては、スマホやモバイルインターネットの普及によって、資本の少ない中小企業が爆発的に成長する「黄金期」がありました。しかし、「そのマクロのボーナスは終わった」と言われ、インターネットは社会に完全に組み込まれ、日本が抱える人口減少という閉塞感を考えると、昔のようなテンバガー(10倍株)を闇雲に狙うのは現実的ではないかもしれないでしょう。
では、どうすれば良いのか? むしろ、今後は「グローバル市場を開拓している大型株」や、「構造改革や株主還元強化でアップサイドが狙える伝統的な会社」に目を向けるのが賢明です。
もちろん、安易な逆張りは危険であり、上がっている株に乗る「順張り」が主流になりつつあり、大型株と中小型株では上昇トレンドの質が異なるため、その見極めが重要です。
投資の魅力
経営者の資質が株価に与える影響は、創業オーナー社長が率いる規模の小さい会社では、その影響は非常に大きい。
SNSでの発信などから社長の考えがダダ漏れになる現代において、社長の人柄や経営哲学を見抜く重要性が高まっているようです。
JTや防衛関連銘柄の例を挙げ、世間の評価が変わるタイミングを見極めることの重要性が示唆されました。
SBIホールディングスと北尾吉孝社長
ここで、特に注目すべきは、SBIホールディングスです。SBIホールディングスが持つ中核事業(新生銀行とSBI証券)の価値に対して、現在の時価総額が低いと言われ
- 新生銀行: 預金残高が急増しており、地方銀行を追い抜く勢いで成長。金利のある世界では、預金の量こそが価値となり、適切な評価を受ければ1兆円弱の価値はあって然るべきと見られています。
- SBI証券: 投資信託の残高が積み上がっており、その信託報酬はあたかもSaaS(サブスクリプション型サービス)のように安定的に収益を生み出す「ほぼ利益」のような収入源となっています。新NISAの普及も相まって、この収益は今後も大きく伸びると予測されています。
これらの事業価値を合計すると、SBIホールディングスの適正な時価総額は現在の水準を大きく上回る可能性がある、というのが見立てです。配当利回りも5%と高く、「成長するバリュー株」として非常に魅力的なポジションにあると評価されています。
そして、ここで私たちが注目したいのが、SBIホールディングスを率いる北尾吉孝社長の存在です。北尾社長は、長年にわたり日本の金融業界を牽引してきたレジェンド的存在であり、そのリーダーシップと先見の明は業界内外から高く評価されています。
SBIは「北尾さんの会社みたいに思われている」と語られたように、SBIグループは北尾社長の強烈なリーダーシップによって成長してきました。しかし、興味深い指摘として、「北尾ディスカウント」があります。これは、北尾社長の高齢化や引退の可能性が、市場で多少のリスクとして織り込まれているかもしれないという見方です。
しかし、実際にはSBIの多くの事業は、北尾社長がいなくとも自律的に回るほど成長を遂げています。もし仮に北尾社長が第一線から退くようなことがあれば、逆に各事業が持つ「ポテンシャルが解き放たれる」ことで、PBR(株価純資産倍率)などの評価水準が訂正され、株価が大きく上昇する可能性さえあるといいます。
もちろん、北尾社長ご自身は「母親が100歳超えても元気」と語るほど健在であり、今後も10年20年とSBIを率い続ける可能性も十分にあります。その場合は、バフェット氏のように生涯現役で進化し続ける姿を私たちに見せてくれるでしょう。いずれにしても、北尾社長の存在とSBIグループの事業基盤は、日本の金融市場、ひいては日本株市場の活性化において重要な役割を果たすと期待されます。
相場と向き合う
相場はまるで自然現象のように、何の遠慮もなく私たちに襲いかかる。だからこそ、常に謙虚に学び、相場の変動を予測し、うまく立ち回るためのスキルを磨き続ける必要があります。
私たち個人投資家も、このの姿勢を見習い、日々のニュースだけでなく、長期的な経済の潮の満ち引きや、企業の根本的な価値、そして経営者の資質を見極める目を養うことが、インフレ時代を生き抜くための鍵となるでしょう。
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