「金価格の下落が日本株にどう影響するか」
週末の米国市場の動きを踏まえ、週明けの日本市場(金・株式)で想定される動きと、そのメカニズムについて解説します。
1. 日本の金価格(ゴールド)はどうなる?
結論:下落して始まる可能性が高いです。
日本の金価格は、基本的に以下の計算式で決まります。
「国際金価格(ドル建て)」×「ドル円為替レート」=「国内金価格(円建て)」
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要因A(金価格): 米国で金が売られた(下落した)。
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要因B(為替): 金が売られる局面では、米国の金利上昇を背景に「ドル高・円安」になることが多いです。
もし「円安」の進行が小幅であれば、金価格の下落分をカバーできず、日本の金価格も素直に下がることになります。
2. 日本の株価への影響は?
株価が「上がる」パターン(可能性:大)
一般的に、金価格の下落は**「リスクオン(投資家がリスクを取って攻める状態)」**のサインと捉えられます。
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資金の移動: 安全資産である「金」から、リスク資産である「株」へ資金が移動する(株高)。
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為替の恩恵: 金利上昇による「円安」が進めば、トヨタなどの輸出関連株や、日経平均全体には追い風となります。
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セクター別: 金利上昇が背景にある場合、銀行株や保険株などの金融セクターが買われやすくなります。
株価が「下がる」パターン
金価格の下落理由が、単なるリスクオンではなく「米国の金利が上がりすぎて、経済を引き締めてしまう(=景気が悪くなる)」という警戒感によるものであれば、ハイテク株(グロース株)を中心に売られる可能性があります。
まとめ
「期待」が、「安く仕込みたい(株価下落への期待)」なのか、「保有株が上がってほしい(株価上昇への期待)」なのかによって、今回のニュースの捉え方は逆になります。
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保有株の値上がりを期待する場合: 今回の金下落は、一般的には良いニュース(円安・株高要因)になりやすいです。
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安値で買い増しを期待する場合: 全体相場は強含む可能性が高いため、あえて逆行安している銘柄を探すなどの工夫が必要になるかもしれません。
月曜日の朝は、まず「ドル円レート」と「銀行・輸出株の気配値」に注目してみましょう。長期的な視点で投資し続けましょう。

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