【楽天証券】知らないと損!1株投資「かぶミニ」の手数料を0円にする方法  楽天証券vsSBI証券「1株投資」どっちが正解?隠れたコスト「スプレッド」の正体

楽天証券で1株から株を買える「かぶミニ®」は便利ですが、仕組みを知らないと気づかないうちに「スプレッド」というコストを支払っていることがあります。

スプレッドの正体やSBI証券との違い、そして**「手数料をゼロにする工夫」**を解説します。


1. 「スプレッド」とは? 5,000円でいくら取られる?

楽天証券のリアルタイム取引では、取引手数料は「無料」ですが、代わりに**「スプレッド(0.22%)」**という実質的なコストが株価に上乗せされています。

具体的にいくら高く買わされるのか、計算してみましょう。

投資額 1株あたりの株価 株数 スプレッド(0.22%) 合計コスト
5,000円 5,000円 1株 $5,000 \times 0.0022$ 11円
50,000円 5,000円 10株 $50,000 \times 0.0022$ 110円

このように、株数が増えるほど(投資金額が増えるほど)、支払うコストも比例して増えていきます


2. なぜ楽天証券はスプレッドをとるのか?

楽天証券の「リアルタイム取引」は、楽天証券が相手方となって取引を成立させる「相対取引」という仕組みだからです。

  • 理由: あなたが「今すぐ買いたい!」と注文した瞬間、楽天証券が自分の持っている株をあなたに即座に売ってくれます。

  • コストの意味: 市場の価格が変動するリスクを楽天証券が肩代わりして「即座に売買を成立させる」ための、いわば**「特急料金」**のようなものです。


3. SBI証券と楽天証券の仕組みの違い

両社とも「売買手数料」は無料ですが、コストのとり方が異なります。

  • SBI証券(S株): スプレッドはありません。その代わり、注文してから実際に買えるまで数時間のタイムラグがあり、「今の価格」では買えません(1日3回の「寄り付き」などのタイミングで約定します)。

  • 楽天証券(かぶミニ): 「リアルタイム」と「寄り付き(寄付)」の2種類から選べます。


4. 手数料をゼロにする「具体的な工夫」

楽天証券を使いながら、SBI証券と同じようにコストを0円にする方法があります。それは**「寄付(よりつき)取引」**を活用することです。

具体的な手順:

  1. 夜間や早朝に注文する: 市場が閉まっている時間帯(17:00 ~ 翌8:45など)に注文画面を開きます。

  2. 「寄付(よりつき)」を選択: 取引区分で「リアルタイム」ではなく**「寄付」**を選びます。

  3. 翌朝9時に約定: これで、スプレッドなしの市場価格(始値)で買うことができます。

ポイント: 急ぎで「今すぐこの価格で欲しい!」という時以外は、常に**「寄付」で予約注文を出しておけば、5,000円につき11円、5万円につき110円のコストを確実にカット**できます。


まとめ:賢い使い分け

  • コスト重視なら: 楽天証券で「寄付」注文にするか、SBI証券を使う。

  • スピード重視なら: 楽天証券で「リアルタイム」で買う(ただし0.22%のコストを払う)。

ここで大事になってくのが安値で掴めないことです。その点での考え方として、私の狙いは「財務安定で増配する本業で稼げる企業を、適切な価格で、今すぐ保有し始めること」**にあります。

「0.22%の差」よりも最安値で買えないことよりも、投資の本質が大事だと思っています


1. 最大のリスクは「投資をしないこと」

多くの人は「損をすること」を恐れますが、投資の世界での本当のリスクは**「チャンスを逃し続けること(機会損失)」**です。

  • 時間は資産: 投資の最大の味方は「時間」です。11円安く買うために数日悩み、その間に株価が数%上がってしまったり、配当金を受け取る権利を逃したりすることの方が、長期的な資産形成には大きなマイナスになります。

  • インフレのリスク: 現金で持っているだけでは、物の値段が上がる(インフレ)と相対的に価値が目減りします。だからこそ、まずは「資産(株)」を持つことが重要なのです。


2. 「安く買う」の定義:誤差よりも「割安性」

私が「スプレッドなどの小さな誤差は気にしない」と言うのは、もっと大きな視点で**「企業が割安かどうか」**を判断しているからです。

以下の3つの指標をベースに、企業の「本当の価値」を見ています。

  • PER(株価収益率): 稼ぐ力に対して株価が割安か。

  • PBR(株価純資産倍率): 持っている財産に対して株価が割安か。

  • 配当利回り: 投資した額に対して、どれだけ配当がもらえるか。

これらの指標を見て「この企業は本来の価値よりずっと安い(投資適格だ)」と確信できれば、買付時の0.22%のズレや安値で買えないのは、長い目で見れば誤差の範囲内に収まります。


3. 「財務の安定性」という鉄壁の守り

小さな価格の差を気にしないでいられる最大の理由は、「財務安定性」を徹底的に調べているからです。

  • 潰れない企業を選ぶ: 自己資本比率が高く、借金が少なすぎることもなく、キャッシュフローが安定している企業を選びます。

  • 安心料としての調査: 倒産のリスクが極めて低いと判断できれば、一時的な株価の上下や数円のコストに一喜一憂する必要がなくなります。

私の投資スタイルを、料理に例えるならこんな感じです。

最高の食材(超優良企業)が、相場より2割も3割も安く売られているのを見つけたとします。

その時、「隣のスーパーならあと10円安いかも」と探し回っている間に、その食材が売り切れてしまったら本末転倒です

「十分に安い」と確信したなら、その場で手に入れる。 これが、複利の効果を最大化させるコツです。

まとめ

  • 11円の安さより、企業の質: 財務がボロボロの企業を安く買うより、素晴らしい企業を適正価格で買う方が、将来の利益は大きくなります。

  • 仕組みを知って工夫する: 仕組み(スプレッドなど)を知った上で、今回お伝えした「寄付注文」などを使い、納得してコストを抑えるのが賢い投資家の一歩です。

「誤差を気にしない」というのは、決して適当に買っているわけではなく、**「それ以上に大事な価値を見極めているから」*です

この考え方が、あなたの投資の不安を少しでも和らげるヒントになれば嬉しいです。

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