SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)分配金と配当金の違い【騙されるな】分配金という名のお小遣い、実は自分の貯金かも?」 新NISAで選んではいけない『偽物』の分配金の見分け方

「蛇口から出る水(配当金)」と、それを「コップで集めて配る(分配金)」の違いだと考えるとわかりやすい


1. 配当金(会社から直接もらう)

これは、会社(三菱商事やソフトバンクなど)が「儲かったから、株主のみなさんに分けるね!」と言って、会社から直接もらえるお金です。

  • 出どころ: その会社が稼いだ利益。

  • もらえる場所: 企業の株(個別株)を直接持っているともらえます。

2. 分配金(ファンドがまとめて配る)

これは、投資信託(ファンド)が、中に入っているたくさんの会社からもらった「配当金」などを、一度大きなプールにまとめて、改めて投資家に配るお金です。

  • 出どころ: ファンドの中に入っている色々な会社からの配当金や、株を売って出た利益など。

  • もらえる場所: 投資信託(今回のSBIファンドなど)を持っているともらえます。


わかりやすい例え:果物屋さん

  • 配当金: リンゴ農家さんに直接行って、リンゴ1個を分けてもらう。

  • 分配金: 果物屋さんが「リンゴ・バナナ・ブドウ」を色々な農家から集めて、それを細かくカットして**「フルーツ盛り合わせ」**にして配ってくれる。


なぜ呼び方が違うの?

それは、分配金の中身が「配当金」だけじゃないからです。

ファンド(分配金)の中には、以下のものがミックスされています。

  1. 中に入っている株からの配当金

  2. 中に入っている債券からの利息

  3. 株を安く買って高く売った時の値上がり益

これらを全部まとめて「分配(分ける)」するので、「分配金」と呼ばれます。

  • サテライト(日本・米国の個別株): 企業から直接**「配当金」**を受け取っています。

  • 今回のSBIファンド: SBIがたくさんの高配当株から集めてきたお金を、まとめて**「分配金」**として受け取っています。

「個別株でもらうのは『配当金』、投資信託でもらうのは『分配金』です。中身は似ていても、投資信託の分配金には『株を売った利益』なども混ざっていることがある

投資の世界では、**「分配金=不労所得(チャリンチャリンとお金が入ること)」**というポジティブな面ばかりが注目されがちですが、中身が「ご褒美」なのか「自分の貯金の切り崩し」なのかで、全く意味が変わってしまいます。


「分配金」の正体を見破るお弁当箱チェック

投資信託を「おかずが詰まったお弁当箱」だと想像してみてください。

① 理想的な分配金(ご褒美タイプ)

お弁当箱の中に入っている「卵焼き(企業)」が、毎日新しい卵を産んで、お弁当箱から溢れそうになりました。その**「溢れた分」**を外に取り出したのが、良い分配金です。

  • お弁当箱の中身: 減らない(むしろ豪華になる)。

  • もらった人: 新しいおかずが増えてハッピー!

② タコ足配当(身を削りタイプ)

お弁当箱の中のおかずが全然増えていないのに、無理やり外におかずを取り出そうとして、**「最初から入っていたご飯」**を少しずつ外に出している状態です。

  • お弁当箱の中身: どんどんスカスカになっていく。

  • もらった人: 自分の持ち物を移動させただけなのに、得した気分になっている(実は損している)。


なぜ「分配金=悪」というイメージがついたのか?

それは、昔の銀行や証券会社が、お年寄りなどに**「毎月お小遣いが入りますよ!」**と言って、この「中身がスカスカになるお弁当箱(タコ足配当ファンド)」をたくさん売ってしまった歴史があるからです。

でも、「SBI日本高配当株式ファンド」は、ちゃんと**「企業が産んだ卵(配当金)」**をベースに配ろうとしているので、中身はしっかりしています。

「このお金は、企業が一生懸命働いて稼いだ『利益の余り』かな?」

それは立派な資産運用の成果です。

結論から言うと、投資信託のSBI日本高配当株年4回分配型のファンドは**「商品としては非常に優秀で、大丈夫なもの」**です。

ただ、投資の目的」**に照らし合わせると、「使い勝手の注意点」が1つだけあります。そこをスッキリ整理しましょう。


1. なぜ「大丈夫」と言えるの?(商品の質)

最新のデータ(2026年1月)を見ても、このファンドは健全に運営されています。

  • 中身が本物: 実際に企業からもらった配当金の範囲内で分配金を出しています。直近(2026年1月13日)も140円の分配金が出ていますが、基準価額(ファンドの値段)も設定時の1万円を大きく上回る1万5,000円台をキープしています。つまり、**「身を削らずに、しっかり成長しながらお小遣いを出せている」**状態です。

  • 手数料が激安: 年率0.099%というコストは、このタイプの商品では日本でトップクラスの安さです。手数料でお金が溶ける心配はありません。

2. 「大丈夫じゃない」と言われる理由は?(使い方の問題)

商品が良くても、**「新NISAの成長投資枠で、分配金を再投資する」**という使い方をすると、制度の仕組み上、少し損をしてしまうんです。

  • NISA枠のムダ使い: 分配金を受け取って、それをまた新NISAで買うと、1,800万円の「非課税枠」をどんどん消費してしまいます。

  • 効率ダウン: 20年後の資産を最大にしたいなら、分配金を出さずに中で勝手に増やしてくれる「無分配型(オルカンなど)」の方が、枠を節約できてお得です。

「コア(中心)でインデックス投資(オルカンなど)」*をしていれば安心です*

ですから、このSBIのファンドについては、以下のように考えれば**「全く問題なし(大丈夫!)」**です。

  • 今の楽しみのため: 「お小遣いとして受け取って、生活やYouTubeの活動に使う」なら、これ以上ない最高の商品です。

  • サテライトとして: 全体の資産の一部(おまけ)として持っているなら、日本株の応援にもなりますし、精神的なゆとりにもなります。

  • ファンド自体: 非常にまともで、健全な優良商品です。

  • 運用戦略: 「将来のために1円でも多く増やしたい!」という目的には不向きですが、**「今を楽しみながら、じっくり日本株を応援したい」**という目的には大正解です。

「コア・サテライト戦略」としてインデックス投資もやっていればピッタリ合っていますので、自信を持って持っていて大丈夫ですよ。

次に、この「140円の分配金」を実際に受け取った時、通帳にどう記帳されるかなど、具体的なイメージを確認してみますか?

この「言葉じゃなくて中身」という気づきは、すごく良い動画のテーマになります!


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1. そもそも「分配金」ってなに?(お小遣い vs 貯金箱)

投資信託(ファンド)の「分配金」は、銀行の利子とは少し違います。

  • 普通のファンド(無分配型): 儲かったお金をそのまま貯金箱に戻して、もっと大きなお金に増やそうとします。

  • 分配型ファンド: 儲かったお金(や預かったお金の一部)を、定期的にお客さんに「はい、お小遣いだよ」と返してくれる仕組みです。

今回話題の「SBI日本高配当株式ファンド」は、この「お小遣いをくれるタイプ」ですね。


2. なぜ「分配型」は損だと言われるの?(3つの落とし穴)

学校の先生や投資のプロが「分配型はやめとけ」というのには、3つの理由があります。

① 「雪だるま」が大きくならない(複利のパワー)

アインシュタインという天才博士は、投資を**「雪だるま作り」**に例えました。

お小遣い(分配金)をもらってしまうと、せっかく大きくなりかけた雪だるまの「外側」を削り取ることになります。そのままにしておけば、翌日にはもっと大きな雪だるまになったはずなのに、チャンスを逃してしまうのです。

② 「自分のサイフ」からお金を戻しているだけ?

分配金が出ると、その分だけファンドの価値(基準価額)は下がります。

1,000円持っていて、100円の分配金をもらったら、持っているものの価値は900円になります。合計は1,000円で変わりません。つまり、**「儲かった」のではなく「自分の預けたお金を切り崩して戻ってきただけ」**ということもあるのです。

③ 「NISAの魔法の箱」をムダ使いしてしまう

これが一番大事なポイントです!

NISAは「1,800万円分まで、儲かっても税金がかからない魔法の箱」です。

  • 無分配型: 箱の中で勝手にお金が増えるので、1,800万円の枠は減りません。

  • 分配型で再投資: もらったお小遣いをまた箱に入れると、**「新しい買い物」**とみなされます。すると、1,800万円の貴重な枠をどんどん使い切ってしまうのです。


3. あの有名人ならどう言う?

🦁 リベラルアーツ大学・両学長の場合

「この商品は、中身はピカイチや!でも使い方が大事やで」

手数料がめちゃくちゃ安いのは褒めてくれるはずです。でも、「将来のためにお金を増やしたいなら、お小遣いをもらわずに『オルカン(全世界株)』で雪だるまを転がしなさい」と言うでしょう。もしお小遣いをもらうなら、「再投資せずに、美味しいものを食べるために使いなさい」とアドバイスするはずです。

🐢 ウォーレン・バフェットの場合

「雪だるまは、溶かさずに最後まで転がすのが一番だ」

バフェットさんは、途中で税金を取られたり、雪だるまを削ったりするのを嫌います。「せっかくいい会社(三菱商事など)に投資しているんだから、お小遣いなんて受け取らずに、会社の中でどんどんお金を増やしてもらいなさい」と言うでしょう。


4. このファンドの「中身」は大丈夫?

このファンドが買っているのは、日本を代表する有名企業20社〜40社です。

会社の種類 例(入っている会社) 特徴
銀行・保険 三菱UFJ、三井住友 金利が上がると儲かりやすい。
通信 ソフトバンク みんながスマホを使うから安定している。
商社 三菱商事 バフェットさんも大好きな、世界中で商売するプロ。

【注意点】

このファンドは「昔ながらの、どっしりした会社」ばかりです。最近流行りのAIやハイテクなどの「これから急成長する会社」はあまり入っていません。

結論は、**「そのお小遣い(分配金)をどうしたいか」**で決まります。

  1. 「今、お小遣いをもらって楽しく暮らしたい!」なら…→ 今のままでOK!手数料も安く、いい会社に投資しているので、届いた分配金で美味しいものを食べたり、旅行に行ったりしましょう。
  2. 「20年後、30年後にもっと大きなお金にしたい!」なら…→ 「再投資」はやめましょう。 NISAの枠がもったいないからです。将来を一番に考えるなら、「お小遣いが出ないタイプ(全世界株など)」に切り替えたほうが、最終的なお金は多くなる可能性が高い

1. 「タコ足配当」と「健全な分配」の違い

そもそも「タコ足配当」とは、タコが自分のお腹が空きすぎて、自分の足を食べて飢えをしのぐように、運用で儲かっていないのに「自分たちが預かった元本(身を削って)」をお客さんに配ることを指します。

  • タコ足配当(特別分配金):リンゴの木(元本)が育っていないのに、リンゴの実(利益)を無理やり配るために、木そのものを切ってお客さんに配っている状態。これだと木はどんどん小さくなり、最後は枯れてしまいます。
  • 健全な分配(普通分配金):リンゴの木がしっかり育ち、実ったリンゴ(企業からの配当金や値上がり益)だけをお客さんに配っている状態。木(元本)はそのまま、あるいはもっと大きく育ちます。

2. SBIのこのファンドが「タコ足」ではない理由

このファンドが「タコ足」になりにくい理由は、その**ルール(運用方針)**にあります。

  1. 「無理な分配」を約束していない:昔のダメなファンドは「儲かっても儲からなくても、毎月100円配ります!」と約束していました。しかし、このファンドは**「実際に企業から受け取った配当金の範囲内で配る」**ことを基本にしています。
  2. 投資先が「配当のプロ」:中身は三菱商事やメガバンクなど、しっかり稼いで配当を出してくれる日本の一流企業ばかりです。それらの会社から届いた「本物の現金」を小分けにして配っているだけなので、中身が伴っています。
  3. 年4回という適度なペース:「毎月」だと無理が出やすいですが、「3ヶ月に1回(年4回)」なので、余裕を持って準備ができる設計です。

3. 注意点:それでも「基準価額」は下がる

「タコ足(元本払い戻し)」ではありませんが、分配金を出す瞬間に、ファンドの値段(基準価額)が下がるのは避けられません。

  • 10,000円の価値がある箱から、100円を取り出して配れば、箱の中身は9,900円になります。

  • これは「損をした」のではなく、単に**「箱の中に入っていたお金を、あなたのサイフに移しただけ」**です。

「自分の足を食べているダメなタコ」ではなく、「実った果実を分けてくれる元気なリンゴの木」**のようなものです。


1. 「未来の自分」への仕送り(資産最大化タイプ)

これは、20年後や30年後の自分を「超お金持ち」にすることを最優先する考え方です。

  • 向いている商品: 分配金を出さないインデックスファンド(オルカンなど)

  • 考え方: 雪だるまを一度も削らずに、ひたすら大きく転がし続けます。

  • メリット: NISAの非課税枠を1ミリもムダにせず、複利の力を100%活用できるので、最終的な金額が一番大きくなりやすいです。

2. 「今の自分」へのご褒美(キャッシュフロータイプ)

これは、将来も大事だけど「今この時」の生活を潤わせたいという考え方です。

  • 向いている商品: 今回の「SBI日本高配当株式ファンド」など

  • 考え方: リンゴの木から定期的に実を収穫して、今食べちゃおう!というスタイルです。

  • メリット: 定期的にお金が入ってくるので、「投資しててよかった!」と実感しやすく、心の安定につながります。また、そのお金で旅行に行ったり、YouTubeの機材を買ったりと、**「今を楽しむ」**ことができます。

  • コア(守り): オルカンやS&P500で、未来のためにじっくり雪だるまを作る。

  • サテライト(楽しみ): 今回のSBIファンドなどで、今のお小遣いを増やす。

このように役割を分けると、「資産形成の効率」と「今の生活の潤い」を両立させることができます。

「みなさんは、『死ぬ時に一番お金持ちになっている人生』と、『生きている間、ずっとお小遣いが入り続ける人生』、どっちにワクワクしますか?」

目的がはっきりすれば、分配型ファンドが「自分にとっての正解」かどうかが自然と見えてきます。

タコ足配当ではない分配金の見分け方


① 「利回り」の健康診断:欲張りすぎていないか?

一番わかりやすい分岐点は、「ファンドの利回り」と「中身の株の利回り」を比べることです。

  • 健全な状態: 中身の株(三菱商事やソフトバンクなど)が平均4%の配当を出していて、ファンドからの分配金も4%くらい。

  • タコ足の状態: 中身の株は4%しか配当を出していないのに、ファンドが「うちは年10%配ります!」と言っている。

見分け方:

ファンドの公式サイトを見て、「配当利回り」が「5%」を大きく超えていないかチェックしましょう。今の日本株で、健全に配当だけで7%や10%出すのは至難の業です。高すぎる数字は「身を削っている」サインです。


② 「基準価額」の健康診断:右肩下がりになっていないか?

分配金をもらっても、残った「木の幹(基準価額)」が成長しているかを見ます。

  • 健全な状態: 分配金を出した直後は少し下がるけど、数ヶ月〜1年で見ると、基準価額が元に戻っているか、上がっている。

  • タコ足の状態: 分配金を出すたびに基準価額がどんどん下がり、何年も「右肩下がり」が止まらない。

見分け方:

チャートを見て、**「分配金込みのグラフ」ではなく「基準価額そのもののグラフ」**が地面に向かって突き刺さっていないか確認してください。


③ 「お知らせ」の健康診断:名前をチェック!

実は、分配金には「本物の利益」と「元本の払い戻し」で名前が違うんです。

  • 普通分配金(合格!): 運用で儲かったお金から出た「本物の利益」です。

  • 元本払戻金 / 特別分配金(タコ足!): あなたが預けたお金をそのまま返しただけ。これが出ている時はタコ足状態です。

見分け方:

証券会社のマイページや「分配金のお知らせ」のハガキを見て、「特別分配金」という文字がないか探してみてください。


まとめ:今回のSBIファンドはどう?

SBI日本高配当株式ファンドの場合、運用方針に**「配当利回り(インカムゲイン)を重視する」**とはっきり書いてあり、中身も日本の一流高配当株です。

現在は日本株全体が好調で、企業も配当を増やしているので、「健全な分配(普通分配金)」である可能性が非常に高いです。

「分配金は『金額』だけ見ちゃダメです!そのお金が**『企業の稼ぎ(リンゴの実)』なのか、『自分の預けたお金(木の幹)』**なのか。この違いを見極めるのが、賢い投資家への第一歩です!」

SBI日本高配当株式ファンドの主要20社

順位 企業名 業種 特徴
1 ソフトバンク 通信 スマホの「PayPay」などでおなじみ。
2 三菱UFJフィナンシャルG 銀行 日本最大の銀行。金利が上がると儲かります。
3 SBIホールディングス 証券 このファンドの親会社。ネット証券の王者。
4 TOYO TIRE タイヤ 北米で大きな車向けにタイヤが売れています。
5 三井住友フィナンシャルG 銀行 メガバンクの一角。配当を減らさないと宣言。
6 MS&ADインシュアランス 保険 三井住友海上などの大きな保険グループ。
7 三菱商事 商社 バフェットさんも買った、世界中で稼ぐ会社。
8 武田薬品工業 医薬品 日本を代表する、世界的なお薬メーカー。
9 日本たばこ産業(JT) 食料品 かつての「配当の王様」。海外でも稼いでます。
10 みずほフィナンシャルG 銀行 3大メガバンクの一つ。利回りが高め。
11 本田技研工業(ホンダ) 自動車 車だけでなく、バイクの世界シェアはNo.1。
12 アステラス製薬 医薬品 新しい薬の開発に力を入れている大手。
13 第一生命ホールディングス 保険 日本の生命保険大手。海外の保険会社も運営。
14 コマツ 機械 黄色いショベルカー。世界2位の建設機械メーカー。
15 野村不動産HD 不動産 マンションの「プラウド」シリーズが有名。
16 メイテックグループHD サービス すごい技術者さんたちを派遣するプロ集団。
17 キヤノン 電気機器 カメラやプリンター。今は医療機器も。
18 丸井グループ 小売 ファッションの「マルイ」とエポスカード。
19 NOK 自動車部品 車の油漏れを防ぐ「シール」で世界シェアトップ。
20 SUBARU 自動車 「アイサイト」など安全な車作りで米国で大人気。

この20社を見ると、**「日本の経済を支えているベテラン選手たち」**であることがわかります。

  1. 景気に敏感: 銀行や自動車が多いので、日本の景気が良くなったり、金利が上がったりすると、一気にパワーを発揮するメンバーです。

  2. 配当を出すのが得意: どの会社も「株主さんにしっかり利益を分けたい!」と考えている、安定感のある企業ばかり。

  3. 分散されている: 1社だけだと心配ですが、これだけバラバラの業種に分けて投資しているので、1社がダメでも全体でカバーできる仕組みになっています。


    1. どんな時に「入れ替え」をするの?

    ファンドを管理している運用のプロ(SBIアセットマネジメント)が、主に2つのタイミングで動いてくれます。

    • 成績が悪くなったとき:もしリストに入っている会社が「全然儲からなくなった」「配当を出せなくなった」となったら、その会社をリストから外して、新しく勢いのある会社を仲間に加えます。
    • バランスが悪くなったとき:例えば「三菱商事」の株価が上がりすぎて、お弁当箱の中身が三菱商事ばかりになってしまったら、少し売って他の会社を買うなど、常にベストな配分に調整してくれます。

    2. 自分でするより「おトク」で「楽」な理由

    • 手間ゼロ: かおるさんは何もしなくてOKです。寝ている間もプロが「今はどの会社が一番配当をくれそうか?」をチェックしてくれます。

    • コストが安い: 自分で20社を売ったり買ったりすると、そのたびに手数料がかかりますが、ファンドの中での入れ替えは、個人でするよりずっと安く済みます。

    • 「感情」に左右されない: 自分の持ち株だと「昔から好きだから売りたくない…」と迷ってしまいがちですが、プロは数字を見て冷静に入れ替えてくれます。


    3. バフェットかおるさんへのアドバイス

    この「自動入れ替え」のおかげで、かおるさんは**「常に最新の日本株・選抜メンバー」**を持ち続けることができるんです。

     


    1. 入れ替えの「頻度」:原則、年2回!

    このファンドは、毎年「6月」と「12月」の年2回、大きなリバランス(銘柄の入れ替えと比率の調整)を行うのが基本ルールです。

    • 定期チェック(年2回): 全ての銘柄を健康診断し、最強の30〜40社を選び直します。

    • 緊急チェック(随時): もし持っている会社が「不祥事を起こした」「急に配当を出さなくなった(無配)」という緊急事態になれば、6月や12月を待たずに売却することもあります。

    2. 入れ替えの「条件」:3つの厳しい合格ライン

    プロは以下の3つのハードルを用意して、会社をふるいにかけています。

    ① 「配当利回り」が高いこと(市場平均以上)

    日本株全体の平均よりも、しっかり配当を出していることが絶対条件です。「配当が少ないけど人気がある」といった会社は選ばれません。

    ② 「企業の健康状態」が良いこと(ファンダメンタルズ)

    単に利回りが高いだけの「罠銘柄(株価が下がりすぎて利回りが高く見えるだけの危ない会社)」を避けるため、以下の数字を厳しく見ます。

    • ROE(自己資本利益率): 預かったお金で効率よく稼いでいるか?

    • 収益性・安定性: これからも安定して利益を出せそうか?

    ③ 「会社の大きさ」と「売り買いのしやすさ」

    あまりに小さな会社だと、ファンドが売買する時に株価を動かしてしまい、損をしてしまいます。そのため、**「時価総額1,000億円以上」**といった、ある程度大きな、いつでも売り買いできる会社から選んでいます。


    この「年2回のリバランス」があるおかげで、かおるさんの持っているファンドは常に**「鮮度」**が保たれています。

    1. 「上がりすぎた株」を売って利益を確定する

    2. 「これから上がりそうな割安株」を新しく買う

    これをプロが自動でやってくれるので、かおるさんが「そろそろ三菱商事を売ったほうがいいかな?」などと悩む必要はありません。


    「みなさん、このファンドは『一度買ったらほったらかし』ではありません!プロが半年に一度、プロの厳しい目で**『今、日本で一番おトクで健康な高配当株』**を選び直してくれているんですよ。だから私たちは安心して持っていられるんです」


    1. 表に見えるコスト:信託報酬

    これは、持っている間ずっと、毎日少しずつ引かれる「管理費」です。

    • 金額:年率 0.099%(税込)

    • イメージ: 100万円預けていても、1年間でたったの**「990円」**です。

    • ポイント: 日本株の高配当ファンドは、昔は年 1.0%(100万円で1万円)くらいかかるのが普通だったので、驚くほど安いです。

    2. 買う時・売る時の手数料:0円

    • 購入時手数料: なし(ノーロードといいます)

    • 信託財産留保額(解約ペナルティ): なし

    • ポイント: 証券会社への「お礼」や、やめる時の「迷惑料」は一切かかりません。


    3. 表に出にくい「隠れコスト」

    投資信託には、運用報告書をじっくり読まないと見えてこない「実質コスト」があります。

    ① 売買委託手数料

    プロが中で株を入れ替える(リバランスする)時に、証券会社に払う手数料です。

    • 頻繁に入れ替えるほど増えますが、このファンドは「年2回」と決まっているので、比較的低く抑えられる傾向にあります。

    ② 有価証券取引税・保管費用

    海外の株を買ったり、資産を保管したりするためにかかる税金や手数料です。

    ③ その他費用(監査費用など)

    「この運用は正しく行われていますか?」とチェックする専門家(監査法人)に払うお金です。これもみんなで少しずつ出し合います。


    4. このファンドの「実質コスト」はどうなの?

    「信託報酬(0.099%)」に「隠れコスト」を足したものを実質コストと呼びます。

    • 予測: このファンドの実質コストは、おおよそ 0.12%〜0.15%程度 に収まると予想されます。

    • 判断: 隠れコストを足しても、他の高配当ファンド(実質 1.2%など)に比べれば、**圧倒的に「格安」**です。


    「みなさん、パンフレットの『0.099%』だけ見て安心しちゃダメですよ。実は株を入れ替える時の手数料など、あとからわかる『隠れコスト』があるんです。でも安心してください。SBIのこのファンドは、その隠れコストを合わせても、そこら辺の銀行で売っている投資信託の10分の1くらいで済んじゃうんです!」

    まとめ:結局「買い」なの?

    コストの面だけで言えば、**「文句なしの合格」**です。

    1. 信託報酬: 最安レベル

    2. 売買手数料: 無料

    3. 隠れコスト: 運用期間が長くなれば判明しますが、設計上は非常に低くなるよう工夫されています。

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