飛行機が欠航?原因はパイロットの飲酒だった!

CAの仕事

パイロットやCAの飲酒で飛行機が遅延したニュースが立て続けに起こったのは、2018年~2019年です

パイロット<br>
パイロット

パイロットが、検知器によるアルコールの呼気濃度検査が始まったのは2010年からで、それまでは、口頭での自己申告でした

2010年以前は、すべて自己申告だったので、すり抜けていたケースがあったのでは?と疑いたくなります

さらに2010年~2018年の検査は、今ほど厳しくありませんでした

CA
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国土交通省によるアルコール検査の義務化によって、検知器によるアルコールの呼気濃度検査がCAに始まったのは2019年です。それまでCAは、口頭での自己申告でした

 

  • ビール10本+白ワイン2杯+赤ワイン1本
  • ワイン2本+瓶ビール3本+缶ビール2本
  • ビール中ジョッキ10杯
  • 缶ビール10本+白ワイン2杯+赤ワイン1本
  • ワイン2本+瓶ビール3本+缶ビール2本

懲戒解雇や停職処分を受けたパイロット達が前日の夜に飲酒した量です

お客様全員の命をお預かりする大事な仕事への責任感、緊急事態へ臨機応変な対応や保安要員である意識の低さを考えると信じられない!と思われて当然です

 

パイロットやCA、整備士は、飛行勤務開始前12時間以内(航空会社によっては24時間以内)に飲酒を行ってはいけない

また飛行勤務時間内に酒気及び状態となる過度な飲酒を行ってはいけない

という規定があり

航空会社の規定で、パイロット、CA、整備士のアルコール呼気濃度判定結果は、0.00㎎/Lでないと乗務不可です

国土交通省の通達では、呼気1リットルあたりアルコール濃度0.09mgで、自動車の酒気及び違反は0.15㎎/Lです

航空会社では厳しい値で設定しています

現場で一番大変なことは、アルコールを全く摂取していなくても、0.00㎎/Lを出すのは難しいんです

もし0.010㎎/Lが出ると、洗面所でうがいして、やり直し0.00㎎/Lが出るまで何度も行います

CA
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ヨーグルトやお味噌汁など、発酵食品を検査の前に食べているだけで、検知されます

だから検査前には何も食べないようにしています

検査のやり方は、まず自分のアルコール検査機で検査して0.00㎎/Lを隣のCAと一緒に確認後、アルコール検査機を交換し、2回目の検査をします

2回の両方の数値が0.00㎎/Lでなければいけません

1回目=出社して集合した時点

2回目=飛行機に乗った時点(お客様をお迎えする前)

3回目=フライトの合間

4回目=フライト終了後

3回目と4回目が行われるようになったのは、フライト中にアルコールを飲酒したCAがいたからです

アルコールが検知された場合は、待機しているCAやパイロットと交代します

これは一社員として大きなペナルティーになります

CAにはソムリエも多く、ワイン好きな人が多いです。また社交的なので大人数で食事を楽しむグルメな人も多くいます。

アルコール検査で0.01が出るのが怖くて、フライト12時間以前の時間帯でさえアルコールを飲まなくなりました

それどころか、社員の飲酒トラブルが続き、みんなで集まって食事にいくことさえなくなりました

コンビニでお弁当を買い、部屋で一人で食べることが増えました

CA
CA

コロナ禍の現在は、買い物も控え、部屋でルームサービスに限られるステイ先や、スーパーやコンビニに食べ物や飲み物を買いに行くことが許されても、ホテルへ「○○へ行き20分以内に戻ります」という外出届を提出するステイ先もあります

 

コミュニケーションの場が減り寂しくなっただけでなく、アルコールに関しては、どこに監視カメラのような社員がいるかわからない、という悪い噂も広がりました

 

「○○さんが、コンビニでビールを買ってる姿を見かけた」「〇号室の人がルームサービスでアルコールを頼んでいた」「○○さんが、1人で居酒屋に入るところをみかけた」

と会社に通報する人が出てきて、戦々恐々としています

 

CA
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アルコールを飲めないことによるストレスで精神的につらいパイロットやCAの為に相談室も設置されました

パイロットやCAの中には、不規則な就業時間によるストレスで「アルコールを飲まないとストレス解消ができない」や、時差があるので「アルコールがないと眠れない」など生活に支障の出るケースが出てきました

パイロットは、就業規則で

パイロット
パイロット
  • 睡眠薬は48時間前から飲めない
  • 風邪薬やアレルギーの薬も制限がある

ので自己管理が本当に大変です

ワイン2本+瓶ビール3本+缶ビール2本をフライトの前日に飲酒していた副操縦士は、持病の腰痛と不眠症を抱え、家庭の事情で悩みがあり、昇格が遅いというプレッシャーを抱えていたそうです

外国で逮捕され会社を解雇、そしてSNSで攻撃されていました

30年前の外資系航空会社では

  • 休憩に入る前にシャンパンを一口飲んでるCAがいた
  • アイスクリームにコアントローをかけて食べるCAがいた

のです

 

規則にある「12時間前までに残存するアルコール量を4ドリンク以下にするよう、自己制限すること」は、自分のアルコール分解の速さもわからないですし、人によって違うので難しいところです。

CA
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ビール1缶分のアルコールが抜けるのは3時間30分です

しかし、お客様全員の命をお預かりする以上、パイロットもCAもプロとしての意識と安全運航の為に最善を尽くすことが必要です

CAの場合は保安要員以外にも、接客中にミスをしてしまう等、お客様に迷惑をかけてしまいます

 

CA<br>
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もし赤ワインをお客様のお召し物に、こぼした場合、それがお客様にとって

 

  • 「母親の形見」
  • 「恋人からのプレゼント」
  • 「世界に1点しかない洋服」

などプライスレスな価値があることを忘れてはいけません

でもクリーニングクーポンは上限が2000円です

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